福津市議会 > 2021-06-04 >
06月04日-01号

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  1. 福津市議会 2021-06-04
    06月04日-01号


    取得元: 福津市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    令和 3年 6月定例会(第3回)1 議 事 日 程(初日)   (令和3年第3回福津市議会6月定例会)令和3年6月4日午前9時30分開議於  議  場 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 諸般の報告 日程第4 市長所信表明(福津市まちづくり指針) 日程第5 報告第2号 継続費繰越計算書の報告について 日程第6 報告第3号 繰越明許費繰越計算書の報告について 日程第7 報告第4号 繰越計算書の報告について 日程第8 承認第4号 専決処分した事件の承認について(令和2年度福津市一般会計補正予算(専決第5号)) 日程第9 承認第5号 専決処分した事件の承認について(令和3年度福津市一般会計補正予算(専決第1号)) 日程第10 承認第6号 専決処分した事件の承認について(令和3年度福津市一般会計補正予算(専決第2号)) 日程第11 承認第7号 専決処分した事件の承認について(福津市税条例等の一部を改正することについて) 日程第12 承認第8号 専決処分した事件の承認について(福津市国民健康保険税条例の一部を改正することについて) 日程第13 同意第5号 教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて 日程第14 同意第6号 監査委員の選任につき同意を求めることについて 日程第15 議案第22号 令和3年度福津市一般会計補正予算(第1号)について 日程第16 議案第23号 令和3年度福津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について 日程第17 議案第24号 令和3年度福津市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)について 日程第18 議案第25号 福津市手数料条例を改正することについて 日程第19 議案第26号 福津市子ども医療費の支給に関する条例を改正することについて 日程第20 請願第1号 "「年金の毎月支給」を求める「意見書」提出"に関する請願書 日程第21 議案第27号 福津市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例を改正することについて 日程第22 選挙管理委員の選挙 日程第23 選挙管理委員補充員の選挙2 出席議員は次のとおりである(18名)  議 長  江 上 隆 行  副議長  米 山   信   1番  福 井 崇 郎   2番  森 上 晋 平   3番  秦     浩   4番  石 田 まなみ   5番  八 尋 浩 二   6番  田 中 純 子   7番  中 村 晶 代   8番  尾 島 武 弘   9番  下 山 昭 博   10番  髙 山 賢 二   11番  中 村 清 隆   12番  蒲 生   守   13番  横 山 良 雄   14番  戸 田 進 一   15番  榎 本   博   16番  椛 村 公 彦3 欠席議員は次のとおりである(なし)4 地方自治法第121条第1項の規定により説明のため出席した者の職・氏名(13名)  市     長  原 﨑 智 仁      教  育  長    大 嶋 正 紹  総 務 部 長  本 夛 研 介      市 民 部 長    横 山 清 香  健康福祉部 長  辻   優 子      健康福祉部理事    神 山 由 美  地域振興部 長  花 田 千賀子      都市整備部 長    長 野 健 二  教 育 部 長  水 上 和 弘      総 務 課 長    花 田   積  財政調整課 長  吉 﨑 和 哉      まちづくり推進室長  石 井 啓 雅  会 計 管理者  谷 口 由 貴5 職務のため議場に出席した者の職・氏名(3名)  事 務 局 長  重 冨   隆      議 事 課 長    平 田 健 三  議 事 係 長  石 橋   俊          ~~~~~~~~○~~~~~~~~            開会 午前9時30分 ○議長(江上隆行) ただいまから令和3年第3回福津市議会定例会を開会いたします。 なお、新型コロナウイルス感染症対策の一環といたしまして、1時間をめどに議場の換気を行うため、休憩を取りたいと思っておりますので、皆様のご協力をお願い申し上げます。 直ちに会議を開きます。 地方自治法第121条第1項の規定に基づき、会議事件説明のため、お手元に配付しております説明員の出席を求めております。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりでございます。          ~~~~~~~~○~~~~~~~~ △日程第1会議録署名議員の指名 ○議長(江上隆行) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議規則第88条の規定に基づき、会議録署名議員に、13番、横山良雄議員、14番、戸田進一議員を指名いたします。          ~~~~~~~~○~~~~~~~~ △日程第2会期の決定 ○議長(江上隆行) 日程第2、会期の決定を議題とします。 お諮りします。本定例会の会期は、本日から6月28日までの25日間としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ご異議なしと認めます。したがいまして、会期は本日から6月28日までの25日間とすることに決定いたしました。          ~~~~~~~~○~~~~~~~~ △日程第3諸般の報告 ○議長(江上隆行) 日程第3、諸般の報告を行います。 市長から、令和3年第3回福津市議会定例会招集にあたり、あいさつ並びに報告事項があれば受けます。原﨑市長。 ◎市長(原﨑智仁) 皆様おはようございます。令和3年第3回福津市議会6月定例会の開会にあたりましてごあいさつを申し上げます。 議員の皆様におかれましては、ご多忙の折、ご出席をいただきまして誠にありがとうございます。 さきの市長選挙におきまして、市民の皆様のご信任を賜り、3月6日より2期目の任期が始まりまして早3カ月が経過しようとしております。 例年であれば本日あたりが梅雨入りの時期だと思っておりますけども、今年は3週間ほど早い出水期を迎えております。ご存じのとおり、地球温暖化が気候変動に与える影響もございまして、数十年に一度の大雨や短時間の集中豪雨、そして台風勢力の巨大化など、もはや異常気象ではなく受け入れなければならない現在でございます。 危機管理におきましては、私市長が全責任を負う覚悟をもって陣頭指揮を執らねばなりませんし、そのためには災害対策本部の設置など、早期に体制を整え、災害の状況はしっかりと把握し、市民の皆様の生命・財産をお守りすることを最優先に、避難指示等の発令、そして避難所設置など、空振りを恐れずに意思決定を行うことが最大の使命だと考えております。 また、これを最上位に、選挙で掲げました九つの重点施策の実現に向けて、本日示させていただく所信表明を基に市政に取り組んでまいる所存でございますが、新型コロナウイルス感染症の影響により多くのイベントや行事等が延期、そして中止となり、引き続き市民の皆様へはご不便をおかけしている状況でございます。 政府は、緊急事態宣言を福岡県に対し6月20日まで延長しましたので、今後も引き続き新型コロナウイルス感染状況を注視しながら、社会経済活動と安心感のある日常生活の復活を目指す必要があると考えております。 市民の皆様におかれましては、外出時のマスク着用や人との接触の機会を減らすような新しい生活様式を取り入れる等、当分の間、慎重かつそして厳しい行動をお願いすることになりますが、ご理解とご協力をお願いいたします。 インターネットと専用ナビダイヤルによる予約が始まりました新型コロナウイルスワクチンの接種でございますけども、6月2日から始まりました。これにつきましては、初日、2日目とも開始10分で終了となり、この専用ナビダイヤルにつきましても本当につながりにくい状況から、お問合わせや要望等が多数、寄せられているところでございます。 特設会場での6月分の集団接種の予約は締め切りましたが、かかりつけ患者以外を受け付ける医療機関による個別接種の枠にはまだ余裕がございます。9時から17時まで、本日以降も土日祝日を問わず予約の受付を継続しております。ある程度の予約が完了するまで電話がつながりにくい状況は想定されるわけでございますけども、ワクチン供給量はきちんと確保されておりますので、この予約につきましても必ず受け付けられますので、少し落ち着いてから予約をいただければありがたいことでございます。 1日でも早く、より多くのみなさまにワクチン接種が行えるよう、接種体制の改善・拡充につきましても、日々検討を継続していきます。この難局を乗り越えることを信じて、できる対策は全て着実に進めてまいりたいと思いますので、引き続き市民の皆様、そして議員の各位におかれまして、ご理解、ご協力賜りますようよろしくお願い申し上げます。 それでは、諸報告といたしまして、本定例会に提案をいたしております案件につきまして、ご説明を申し上げます。 報告第2号は、平成31年度(令和元年度)の継続事業に係る継続費繰越計算書、報告第3号は、繰越事業に係る繰越明許費繰越計算書、そして報告第4号は、公共下水道事業会計に係る繰越計算書の報告でございます。 次に、承認第4号は、令和2年度福津市一般会計補正予算(専決第5号)、そして承認第5号は、令和3年度福津市一般会計補正予算(専決第1号)、そして承認第6号令和3年度福津市一般会計補正予算(専決第2号)は、それぞれ地方自治法第179条第1項の規定により、専決処分した所要の額について承認を求めるものでございます。 承認第7号は、地方税法等の一部を改正する法律が本年3月31日に公布されたことに伴いまして、関連する福津市税条例等の一部を改正する条例を専決処分した件について、その承認議案でございます。 承認第8号は、新型コロナウイルス感染症の影響により国民健康保険税の減免の実施について、厚生労働省保険局国民健康保険課から延長の通知がなされたことに伴い、関連する福津市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を本年4月30日付で専決処分した件について、その承認議案でございます。 同意第5号は、現在欠員となっております教育委員会委員を任命することについて、その同意を求める議案でございます。 同意第6号は、現在の監査委員を任期終了後も引き続き選任することについて、その同意を求める議案でございます。 議案第22号は、令和3年度福津市一般会計補正予算案であり、今回の補正予算において、政策的経費を肉づけするものでございます。 議案第23号令和3年度福津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)並びに議案第24号令和3年度福津市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)は、それぞれ債務負担行為を追加補正するものでございます。 議案第25号は、行政手続きにおける特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部が改正されたことに伴いまして、関連する福津市手数料条例の一部を改正することについての議案でございます。 議案第26号は、令和3年4月1日に福岡県重度障がい者医療費の支給に関する条例及び福岡県子ども医療費の支給に関する条例が改正されたことに伴い、本市の子ども医療費の支給に関する条例の一部を改正するものでございます。 議案第27号は、福間海岸地区における都市計画・地区計画の決定を福津市都市計画審議会で議決を受け、福岡県との協議も終了したことに伴いまして、福津市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する議案でございます。 以上、報告、承認及び同意を含め16件の議案等でございます。おのおの重要な案件でございます。ご審議の上、ご可決賜りますようよろしくお願い申し上げまして、私からのごあいさつ、そして諸報告とさせていただきます。 ○議長(江上隆行) 以上で、市長のあいさつ並びに報告事項を終わります。 議長としての報告事項を申し上げます。 お手元に配付しております書類について報告をいたします。 建設環境委員会からの閉会中の所管事務調査報告書。 次に、監査委員からの現金出納の検査結果についての報告及び監査結果報告書(郷づくり推進事業交付金について)。 次に、陳情といたしまして、別居・離婚後の共同親権及び共同養育の法整備に関する陳情書及び「陳情書」の表題で地元建設業界育成に関する陳情が提出されましたので、その写しをお手元に配付しております。 続きまして、建設環境委員会所管事務調査の報告を求めます。横山良雄委員長、お願いいたします。横山委員長。 ◎建設環境委員長(横山良雄) 皆さん、おはようございます。それでは、建設環境委員会所管事務調査報告をいたします。 令和3年第2回福津市議会定例会において、本委員会に付託を受けておりました所管事務調査について、その調査結果を会議規則第110条の規定により、下記のとおり報告いたします。 1.調査事項。 (1)公園の利用状況について。 (2)都市計画マスタープランについて。 2.期日。 令和3年4月28日(水)。 3.調査にあたって。 (1)公園の利用状況について。 市内には、大規模有料公園5カ所と都市公園144カ所がある。大規模公園の利用率、有料施設の老朽化等に伴う補修・改修、照明設備のない有料運動施設の利用時間、また、都市公園内行為許可申請及び条例等以外の規定等様々な問題や課題について調査した。 (2)都市計画マスタープランについて。 「都市計画マスタープラン」は五つの柱より構成されているが、今回は特に二つの目の柱「三つの拠点」について集中的に行い、現状での課題の検討を行った。 4.調査結果。 (1)公園の利用状況について。 ①有料運動施設の利用状況について。 福津市総合運動公園(なまずの郷)、久末総合公園(みずがめの郷)、あんずの里運動公園におけるスポーツ施設ごと月別利用状況及び稼働率、市内外の利用者割合は、令和2年度の当初は新型コロナ感染症拡大防止対策として休園措置をとったこと等による影響で、全体的に利用者の落ち込みがある。その後は、コロナ禍における新しい生活様式において公園の存在価値や魅力が再認識されるようになり、徐々に回復傾向にある。また、市内外別利用者の傾向は、なまずの郷は市内利用者が多く、みずがめの郷では市内外で各5割、あんずの里では市外利用者がテニスコートで5割、野球場では約7割となっており、各施設で特徴がある。 ②有料運動施設の現状と課題及び改修等計画について。 なまずの郷多目的グラウンドにおいては、表層の薄層化により砕石が露出する箇所が発生しており、良好なコンディションを保持するために指定管理者が表層の補足、砕石除去などの対策を行っている。しかし、抜本的な対策ではないため、早い時期に舗装構成を復元し排水機能を向上させる大型改修が必要と考えている。また、野球場の防球ネットとLED化は実施計画を策定しているが、予算が両方で2億円を超える試算になるので、財源確保に苦慮する状況である。また、水銀灯ランプの交換は、設置業者のストック分しかないので、不具合が生じる前に順次計画を持って改修していきたいと考えている。 みずがめの郷野球場の防球ネットは劣化により破損しやすくなっている。現在、指定管理者が防球ネットの補修や台風時の対応をしているが、周辺の安全確保に関わる問題なので更新が必要と考えている。 あんずの里野球場は、長期にわたり行っていないグラウンドの大型改修、外周フェンス更新などが上げられる。また、同テニスコートでは、平成26年度にクレーコート表層の改修を行っているが、人工芝コートのニーズも多いため、コート仕様変更も含めて改修が必要と考えている。 ③照明設備のない有料運動施設の利用時間と照明設備設置計画について。 照明設備のない有料施設は、なまずの郷では多目的グラウンドテニスコート(クレー)。みずがめの郷では、テニスコート(オムニ)、野球場。あんずの里では、多目的グラウンドテニスコート、野球場である。時期ごとの日照時間により利用可能時間を変えている。照明設備設置に関しては現時点の実施計画はないが、今後利用者の生活スタイルや要望、ニーズなどを考慮した上で、財源確保などの課題はあるものの設置検討の必要性はあると考える。 ④公園内行為許可申請の状況と条例等以外の規定の有無について。 公園内行為許可申請は、福津市公園条例第4条の規定に基づくもので許可実績は、令和元年度は77件である。令和2年度は43件で、地域のグラウンドゴルフやイベントでの利用による申請が多い。各公園での独自の規定はない。基本的に都市公園法の法令等に基づいて、注意事項を市内で統一し、看板などで告知している。火気使用の禁止やボール遊び(ゴルフ・野球・サッカー等)の禁止などを記載しているが、例外として、日蒔野12号公園(かんなづき公園)については、利用者同士で配慮してボール遊びができる公園として運用している。 ⑤その他について。 有料運動施設については、市内外利用者利用回数制限や使用料金の差は設けていない。しかし、行財政集中改革プランで指摘されている使用料の見直しを検討している。稼働率については、スポーツの特異性で差が大きく出ているが、稼働率が上がるような方策を指定管理者等と検討する。指定管理者の代表的な自主事業は、なまず郷の多目的グラウンドとみずがめの郷野球場でグランドゴルフの大会を開催している。また、なまずの郷では野球場の芝生部分を使ったジュニアサッカー教室なまず杯テニスアーチェリー大会も主催している。 (2)都市計画マスタープランについて。 ①福津市都市計画マスタープランの全体像について。 令和10年度を目標年度として、本市のあるべき姿を共有し、実現のために都市整備を進める指針として、平成30年3月に策定した。将来の都市像として、歴史と未来、自然と賑わい、定住と交流を大切にするまちづくりと定め、居住区域を市街地に誘導し、人口密度を高め集約型の都市構造をもったまち(コンパクトシティ)を目指す。 ②「三つの拠点」における取り組みの現状について。 ・中心拠点(福間駅周辺地区)。 一定の整備を終えているが、さらに成熟した地域にするため利用者ニーズ、評価、課題の把握に努め活性化を図っていく。駅前広場、都市景観整備、駅前線及び駅前松原線の整備を主な事業としている。具体的には、駅前広場のバス待機所の整備(令和3年度実施予定)や駐輪場の券売機導入(令和2年度938万円)、都市景観整備景観審議会運営(28万円)、道路整備は福間駅前線整備(25億円)及び福間駅松原線整備(27億円)、鞍手踏切改良事業(4,000万円)である。今後、利用者ニーズ等の把握は、まちづくり基本構想市民アンケートなどで行う予定だが、時期については未定である。また、福間駅松原線の安全対策は、今年度実施予定の福岡県の交通量調査を踏まえ、福岡県警と協議を進める予定である。また、福間駅のさいごう口側とみやじ口側では発展度合いに差が生じている感もあり、商工会・観光協会と協議したいと考える。 ・地域拠点(津屋崎地区)。 津屋崎千軒と一体に観光資源を生かして活性化を図る。主な事業としては、歴史的景観の保全・再生(景観審議会運営事業)、老舗の造り酒屋の伝統的な建造物の保存・活用(保存及び耐震調査平成30年度5,035万円)、観光交流環境の整備(魚正の活用)である。豊村酒造建造物の保存・活用の方向性は、時期などを含めて今後協議していく。また裁判の進み具合によるが、魚正についても令和4年度ぐらいに観光に資する施設として活用するために利用方法について決定する予定である。その際は、地域の郷づくり推進協議会などとの協議を行っていく。 ・地域拠点(東福間駅周辺地区)。 若い世代の定住促進により活性化を図っていく。主な事業としては、未利用地の活用等による駅周辺整備の検討及び推進、交通結節点としての機能充実、東福間駅周辺の住宅地の再生、都市施設の適切な維持管理・更新である。具体的な事業として、東福間駅周辺地域にぎわい再生計画策定業務(平成30年度547万円)や民間資金等活用導入可能性調査業務(令和2年度2,512万円)であり、後者の調査業務については、本年度において事業者の選定などを行う予定である。 ③その他について。 景観審議会は、平成26年度以降、累計450件の申請及び審査を行った。世界遺産に関わる地域の申請件数が多く、景観に影響を及ぼさないように指導している。恋の浦跡地については、都市計画では土地の売買等の規制はなく、約2年前に香港の事業者に土地が売買されたとの情報を把握している。県営住宅の老朽化対策については、全県的にみると東福間より古い時代に建設された団地があるため、すぐに対策はとはならない。久末ダムの管理・水質保全のために、祥雲池の水を活用するための調査を行う。また、令和4年度からみずがめの郷の管理区域に久末ダム施設を加え、指定管理者での管理を考えている。都市計画道路網の見直しは、平成30年度に行った福岡県のパーソントリップ調査に基づき、昨年度本市の道路網調査を行った。今年度、都市計画審議会等の中で、着手すべき箇所について協議を行う。 また、財源の確保には、国県の補助制度を最大限活用していく考えである。 5.委員会としての意見。 (1)公園の利用状況について。 コロナ禍の中、有料運動施設の利用者の増加は難しいと考えるが、各施設の特徴を生かしたさらなる方策が必要と考える。コロナ収束後の方策も必要である。例えばみずがめの郷野球場に高校野球の試合を誘致するなどの大胆な発想も必要だと考える。また市内外利用者の利用料金に格差をつけ、市内在住者が優先的に利用できるシステムを構築することも重要だと考える。なまずの郷野球場の照明については、業者へ水銀灯の在庫を早急に確認し、計画的なLED化を進めることが必要と考える。また球場外は多くの子どもたちの遊びの場となっており、防球ネットの改修は市民から要望が出されているため、早急に予算化して改修する必要があると考える。社会人が運動する場合は夕方以降が多く、照明設備があれば施設利用が可能となり選択肢も増える。社会情勢や気候変動等の様々な条件を考慮し、相応の見直しをすべきである。また大災害時の避難場所として活用できることからも、各有料運動施設に照明設備は必要と考える。都市公園、一般公園でも実は野球やサッカーをしている。都市公園、一般公園のほとんどがボール遊び禁止である。ボール遊びができる市内の公園一覧表等で周知して、遊び場を提供することは重要である。大規模公園や都市公園等の維持管理は大きな費用がかかるものも多く、財政苦慮を鑑み、短期、中期、長期の個別計画を早急に作成し、市民が快適で安全に利用できるようにすることが最重要だと考える。 (2)都市計画マスタープランについて。 都市計画マスタープランでは、将来都市像としてコンパクトシティを目指しており、福間駅周辺地区は中心拠点として維持・拡充していくことが求められる。特に福間駅は交通の結節点として朝夕の乗降客のにぎわいがある。交通利便性の向上からバス乗り入れのための整備等は必要なことと考えるが、生活利便性の点から見て、なにが充足していてなにが不足しているのか検証・精査が必要と考える。つまり、生活利便性としての商業施設、飲食店、文化施設、保育所、幼稚園、学校、病院などの立地の現状がどうであるのか、また、さいごう口側とみやじ口側との現状の差についても細かく精査することが必要と考える。さらに、人口増加が安定した時点での交通量調査を行い、今後の道路整備計画に生かすことも必要であると考える。本市の将来像を展望する上でも、市民の意見聴取やアンケート等の意向調査も早急な課題と考える。津屋崎地区については、予定している事業はある程度はっきりしているものの、事業完成の時期や効果などについて不透明感がある。特に効果については、ある程度の予測等が必要ではないかと考えられる。東福間周辺地区は、民間事業者の進出が前提となっているためなかなか見通せない状況である。どのような手順とスケジュールで進めるのか方向性を示す必要があると考える。 以上でございます。 ○議長(江上隆行) 所管事務調査でございますので、委員長に対する質疑は省略をいたします。横山良雄委員長、自席へお戻りください。 以上で、諸般の報告を終わります。          ~~~~~~~~○~~~~~~~~ △日程第4市長所信表明(福津市まちづくり指針) ○議長(江上隆行) 日程第4、市長所信表明(福津市まちづくり指針)の説明を市長に求めます。原﨑市長。 ◎市長(原﨑智仁) 令和3年第3回福津市議会6月定例会の開会にあたりまして、市長としての所信の一端をまちづくり指針として述べさせていただくことを大変ありがたく感じますとともに、改めて2期目となる市長の重責に身の引き締まる思いでございます。 福津市は福岡都市圏において、農業、漁業など第1次産業の基盤でもある良好な自然環境と住宅環境の整備により、リビングタウンとして人口増加が続いておりまして、生産地でもあるとともに消費地でもあること、また、食料品の巨大消費地、観光都市である福岡市に近接するという地理的好条件を有しております。先人たちの大変な苦労と、そしてたゆまぬ努力によって脈々と受け継がれ、郷土の発展に大きく寄与してきた本市の基幹産業である農水産業は今、担い手不足により産業継続の基盤が大きく揺らいでおりまして、これをなんとしても未来へつないでいかねばなりません。 本市固有の財産として、にわかに最近かがみの海としても注目されている代表的観光資源である海岸ビーチ、そして光の道で注目される宮地嶽神社、製塩と交易の港として栄えた津屋崎千軒など、自然や歴史文化に触れる体験型観光に資する資源と、農水産業生産者の拠点である三つの直売所とが密に連携した観光展開が、地域全体の産業活性化の肝になると捉えております。 このため、本市の地方創生事業の指針となる福津市まち・ひと・しごと創生総合戦略において、地域資源を生かした魅力ある稼ぐしごとづくりを基本目標に、農林水産業×観光を戦略的取り組みとして掲げ、平成30年度に設立された地域商社・一般社団法人福津いいざいがその事業開拓者として、農水産品を主とした食をテーマにプロモーションを手がけ、その魅力を打ち出し、農水産物やその加工品及び観光資源を価値ある知財として戦略的に情報発信及び販路開拓、認知向上とともに、これによる高付加価値化、ひいてはローカルブランディングに取り組んでおり、今後この取り組みのさらなる発展を期待しています。 今後の本市の観光施策の在り方としては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響下において、一定の収束期における観光客の誘客、さらなる関係人口の増加を図るためには、観光地としての福津のイメージ形成を強め、観光情報の多岐多様化におけるリサーチ力の増強に取り組む必要があります。そのためには、これまでの概念にとらわれるのではなく、新たな観光資源を生かした魅力発信や地域資源を活用した持続可能なビジネスモデルの構築など、新たな事業展開に取り組むことが必要不可欠でございます。 これらの取り組みにより、福津ファン及び関係人口の増加、そして福津商品の流通拡大及び高付加価値化を生み出し、市の貴重な財源となるふるさと納税寄附金流入増加につながり、相乗的な市内経済の好循環を図ってまいります。 地方分権一括法の施行から20年が経過し、地方自治体には、地域独自の目指す姿、戦略を持って、自己決定、自己責任により政策を実現していく責任と権限が増しております。市民から責任と権限を負託された重責に応えるべく1期4年を務めさせていただきましたが、既存の行政計画、行政組織の慣習、住民自治に関する市民の温度差等、様々な要因で思い描く施策の全てに着手することはかないませんでした。こうした状況を打開するためには、政策実現に向けたプロセスを丁寧に築いていく必要性を感じております。 私は、この4年で見えてきたこのまちが目指すべき方向性を、政策ビジョン、九つのビジョンとして市民との対話等を通じて練り上げ、これを公約として再選させていただきました。中には地域の根深い問題も関係し、全市民の皆様とすぐに共有困難な事項も含まれることを認識した上での公約でございますが、これを実現に向けて一歩一歩前進させることが、福津の過去・現在・未来にとって有意であると信じております。 平成12年、国の機関委任事務が廃止される前後から、自治体においては分権改革の中で、管理から経営へ転換する各種の制度・仕組みの導入や改定が進みました。これにより全国各地では自治基本条例が制定されます。平成13年には情報公開法が制定され、住民は政策過程に参画する機会が増えました。 政策形成に関しては、平成23年に地方自治法が一部改正され、総合計画基本構想の策定義務づけ規定は廃止、地域の目指す将来像などの策定は、自治体の裁量域になりました。一方、平成26年のまち・ひと・しごと創生法により地方人口ビジョンと、まち・ひと・しごと創生総合戦略、いわゆる戦略の策定が求められ、重要施策にKPIを付し、進捗管理する責任が課されました。 政策実施においては、平成28年には地方公務員法が改正され、人事評価制度が義務づけられて、職員は業績と能力の両面から評価されるようになりました。 政策評価は、平成8年三重県の事務事業評価システムから始まりますが、本市においてもこれは予算編成の過程で重要事項と私自身考えており、その再生と、そして精緻化は市役所内部において急務改革の柱でございます。 先に、私は4年間で培った政策ビジョンを出馬時の公約に掲げたと申し述べました。地域が抱える問題、それを解決することによって達成されると私が思う姿こそがビジョンでございます。 例えば私は、地域自治の再検証を掲げております。行政区長制度の廃止や郷づくりの地域予算制度導入、分別収集の仕組み等には不満も多く、よりよい方策の検討が必要だと考えております。また、福津市に住む人々、福津市を訪れる人々は、福津市の多彩な自然から、たくさんのことを学び、癒やされ、そして、明日への活力・生きている喜びを感じとっていると思います。もっと人々に本物の癒やしと生きる力・勇気を提供できるよう、福津市独自の観光DMOを市民の皆様の協力を得、構築したいと思います。 22㎞の白砂青松の海岸線はそのほとんどが長い砂浜海岸ですが、津屋崎・勝浦漁港などの船舶の往来・停泊も可能です。新鮮な農産物、海産物にも出会えます。既に浜辺には、魅力的なレストランや宿泊施設も並んでおります。海浜レジャーはさらに進化する可能性を秘めており、キャンプや企業の社員研修の場、高齢者のかたの心を豊かにする場にと思います。 昨今深刻化している地球温暖化問題に対しましては、不要なものを資源として生かした地域循環型社会を目指す取り組みが必要と考えます。下水浄化センターで処理している排水は、暮らしの中で不要なものとして排出されますが処理水の農業利用や下水汚泥の堆肥化など様々な形での循環型の仕組みやCO2削減が可能な事業を国、各省庁が公募しておりますので研究いたします。 地方分権や地方創生がうたわれる時代の地方自治体改革とはなにか。それは、状況の変化を正確に捉え、自律した行財政経営を維持するために柔軟に変化し続ける組織を目指すことでございます。災害、危機に強いまち、孤立化させない共生のまち、これらのために地域コミュニティや郷育の検証など、まちづくり基本構想に基づく重点施策を、以下に述べさせていただきます。 1、コロナ対策。 昨年以降、国内にも広く蔓延した新型コロナウイルスは、あらゆる人々の日常を一変させました。その変化は今、社会に大きな変革をもたらしています。非接触の推奨とともに活用が広まったテレワークやオンライン会議、キャッシュレス決済などは多くの人に利便性や効率性が認知されるところとなり、デジタル技術を活用とした社会全体の変革、いわゆるデジタルトランスフォーメーション(DX)は今後より加速していくものと考えられます。行政が提供する様々なサービスをはじめ、地方創生やSDGsの推進においてもDXを前提として取り組みを進めなくてはなりません。 その一方で、コロナがもたらした大きな変化は市民生活や経済活動に暗い影を落としております。周囲の人と距離を保つことが求められる日常が、いつしか親しい人との心の距離まで離してしまいつらい思いをしているかた、感染が拡大するたびに営業自粛を求められ、将来の見通しが立たず不安を抱えている事業者のかたなど、コロナ禍でつらい思いをされているかたがたに対するきめ細やかな配慮が必要です。 いわゆる新しい日常という社会全体が変わろうとしている中で、支援を必要としているかたに寄り添えるよう住民福祉の増進に努める地方自治の原則にのっとった施策に取り組みます。 2、経済・産業が元気なまち。 農業従事者の高齢化、担い手の減少等により、農地、農業水利施設等の管理や営農の継続が困難になるなどの課題に直面しております。近年頻発する豪雨や台風等の自然災害は、農地や農業用施設にも甚大な被害を及ぼし、美しい農村景観に重大な影響を与えることが懸念されるため、国は、土地改良法の改正を実施し、農地中間管理機構と連携した農業者の費用負担を軽減する圃場整備事業を推奨しております。 本市も、地域のご理解を得ながら圃場整備を進め、区画規模の拡大と集積、農道、そして用排水路などの整備により、生産性の向上と担い手育成につなげることを目指します。また、今後国が進める脱炭素社会の実現を視野に、耕作放棄地や後継者不足などの課題解決への営農型太陽光発電の活用や、ロボット、ドローンを活用したスマート農業を支援していく方策等も調査研究してまいります。 また、コロナ禍で落ち込む地域経済を立て直すだけでなく、福津市らしさを生かし継続的に発展し続けていくためには、高いポテンシャルを持っている本市の農水産物にもっと自信を持ち、ブランド力を高めていくことが重要でございます。そのために民間と提携し、ブランド構築、商品開発、持続可能なビジネス展開を目指した国内外への販路拡大(百貨店、ホテル、高級レストランなど)、ビジネスマッチングなどを進めます。 現在、ふるさと納税の寄附金は年間4億円を達成しております。次に取り得る構想を着実に実現することで、さらなる増額を目指し約8億円を目標といたします。未来に投資する発想を持たなければ新しいビジネスチャンスを生み出すことはできません。そのため、ふるさと納税寄附金の1割程度はシティプロモーション費、戦略的PRに充てるなど、企業活動により市内に経済が流入する仕組みをつくるため、職員を首都圏にプロモーションや企画開発のために派遣する先行投資的な予算も継続的に確保してまいります。 商工分野では、平成26年に小規模企業振興基本法が制定され、国の小規模事業者施策が大幅に拡充されました。それにより、商工会には経営支援のみならず地域コミュニティの担い手としての役割が期待されるようになりました。国は、新型コロナウイルスにより困難に直面している中小・小規模事業者が、事業活動を継続できるよう新しい生活様式を基本とする支援施策を準備すると聞いております。市は、経営発達支援計画の下、地域活性化策や事業承継、創業支援に取り組まれている福津市商工会に伴走し、支援してまいります。 また、第2次観光基本計画に基づき、観光地域づくり法人(観光DMO)を設立し、潜在的な福津の魅力が目に見えるまちづくりを進めます。福津ならではの幸せ体験のコンテンツ、例えばトルコギキョウ、ダリアなどの豊かな花類、農業、漁業、海洋、自然、歴史、文化体験など、これらコンテンツの開発、充実させ、シビックプライドの醸成や環境保全、市民満足度の向上に貢献しながら利益を生み出していくことを目指します。 地域商社福津いいざいは、平成30年度に設立し、現在3年目でございます。その間、大小様々な経営の課題や危機を乗り越えながら、商品開発や販路拡大に取り組んでまいりました。おかげさまで、ふるさと納税寄附金の増収へも貢献でき、利益を生み出せる商社へと成長しております。観光地域づくり法人、このDMO法人も、設立するからにはしっかりと覚悟を持って、観光業に携わる事業者だけでなく様々な団体や市民と連携しながら、主体的、戦略的、効果的に福津のブランド構築を進めていく所存でございます。 3、災害に強いまち。 東日本大震災や九州各地で起こっている豪雨災害から得た教訓を、わがまちのこととして捉え、緊張感を持って事前防災及び減災に取り組まなければなりません。市民の生命や財産を守り、市内経済に及ぼす影響を最小限に食い止めることを念頭に置き、国土強靭化のための地域計画や、福津市雨水総合管理計画の整備を進めるとともに、老朽化により通行に危険が予想される市道の修繕や緊急車両の通行に必要な幅員の確保、地域要望や道路パトロールなどで判明した危険箇所などの現状把握を丁寧に行い、維持管理を計画的に進めていくことに加え、大規模災害発生時には、コロナ対策を十分に取れる避難所の確保として、冷暖房等を完備した小・中学校の教室を活用できるよう検討してまいります。 4、孤立させない共生のまち。 ごみ出しや買い物等の困難者、ひきこもり、虐待等、様々な課題を抱え支援を必要とする人が地域に増加しております。第9期高齢者福祉計画・第8期介護保険事業計画に基づき、買い物支援や地域でのサロンなどの行事の送迎については、福津市社会福祉協議会との委託・連携等により、外出支援活動団体サポート事業の継続・充実に努めるほか、介護予防活動団体を支援する地域介護予防活動支援事業の充実や、ふくつミニバス運行ルートの改善等を進めます。 また、郷づくり地域ごとの生活支援体制整備に郷づくり推進協議会や小地域福祉会などの団体が地域の特性を生かした支え合いの仕組みづくりの取り組みを進めてまいりました。地域包括ケアシステムの構築のための重点的な取り組みの一つである生活支援体制整備事業において、本市社会福祉協議会への委託・連携等により各郷づくり地域に第2層生活支援コーディネーターを配置し、より身近な地域での地域課題やニーズ、社会資源の把握、課題解決を話し合う第2層協議体の構築に向け、郷づくり推進協議会や民生委員・児童委員等と連携を推進いたします。 さらに、第6期障がい福祉計画及び第2期障がい児福祉計画に基づき、相談支援体制強化のため障がい種別にかかわらず各種ニーズに対応する地域の相談支援の拠点としての中核的な役割を担うための基幹相談支援センターの設置を目指します。特に令和2年度以降、新型コロナウイルスの感染拡大の影響もあり、生活困窮に陥るかたが増えております。行政だけでなく、市民活動団体等の取り組み支援により対応が進められるよう、見守りや支える手段の多様化に向け、住みよいまちづくり推進企画活動補助金などの制度充実に努めます。 そして、第2期福津市人権教育・啓発基本計画の理念に基づき、地域に人権意識が根づくことにより、誰もがいきいきと輝くまちとなるような人権施策に引き続き取り組んでまいります。特に、多様性を認め合う共生社会を目指して、お互いを人生のパートナーとする性的マイノリティーの皆様に対して、継続的な共同生活の一助となるようにパートナーシップ制度の導入に取り組んでまいります。 5、安心して子育てができるまち。 今年になって、妊娠期から就学前まで切れ目のない子育てに関する相談窓口として、子育て世代包括支援センターを開設いたしました。子育て支援アプリこどもの国による情報発信を強化し、今後は相談者が必要とする情報を円滑に提供できるようオンラインでの保健指導や地域の子育てサロン等と連携した支援体制の構築を図ります。 また、児童センターフクスタ及び子育て支援センターなかよしと地域で、民間で活動されている子育て支援団体等との連携により、フクスタやなかよしの事業の質を深める運営の検討をはじめ、子どもの居場所・遊び場の充実にも努めます。 家庭児童相談室の相談窓口についても引き続き、家庭児童相談員・母子自立支援員の専門性を高め、指導主事、学校とも連携しながら相談体制の強化を図り、保護者と子どもに迅速かつ適切に対応できるようにいたします。 第2期子ども・子育て支援事業計画では、子どもの成長を見守り、活動を支え、子育て家庭を支援する事業などを保護者、地域、企業、関係機関と連携、共働して進めることをうたっており、子どもとその家庭を対象に相談、支援、訪問等を継続して行う機能を担う子ども家庭総合支援拠点の設置を目指します。 6、都市計画マスタープランに定めた市内3拠点の整備。 津屋崎地区の観光活性化について。 津屋崎千軒は、観光資源として高いポテンシャルを持っていますが、コロナ禍により観光業は今、非常に大きな打撃を受けております。市内経済の好循環を生み出すためには、津屋崎千軒を中心とした津屋崎地区一帯を観光資源として活性化していくことが重要です。津屋崎千軒の上質なまち並みを保全するとともに津屋崎地区内の建物、施設の全体的、そして面的な活用計画を策定し、民間企業の取り組みと足並みをそろえつつ着地型観光の充実を図ります。 東福間駅周辺地区のにぎわい再生について。 東福間団地や若木台団地を含む東福間駅周辺地区は、住民の高齢化も進んでおり、このまま手を打たなければ近い将来、地域の活力が大きく失われることになりかねません。整った都市基盤や住居環境を有効に活用するためにも、住み替えや地域の活力を生み出す取り組みが必要です。東福間団地と若木台団地を高架歩道で結び、高齢者や子育て世代のかたがたにも暮らしやすい生活利便性を高める等、環境整備を民間事業者の参画を得ながら推進してまいります。 福間駅周辺地区の利便性・にぎわい向上について。 都市計画道路福間駅松原線の供用開始に伴い、JR福間駅から福間郵便局ヘの県道飯塚福間線が市へ移管されることを契機に歩行者空間の確保に向けた取り組みを研究し、駅みやじ口周辺への歩行者や観光客等の増加によるにぎわいの創出を目指します。 現在、沿道への新たな飲食店やカフェの出店もあり、若者が集う空間になってきております。今後も創業支援補助金活用に加え、マルシェの開催や官民連携による空き店舗のリノベーションを進めるなど、にぎわいが向上する新たな取り組みを検討してまいります。 7、教育環境整備。 過大規模校対策。 宮司地区を含む福間中学校校区の児童・生徒数の大幅な増加に伴う福間小学校、福間南小学校の超過密状態については責任を痛感しているところでございます。未来を担う子どもたちの教育環境を整えることは市の責務であり、さきの市長選挙において寄せていただいた市民の皆様の負託に応えるためにも、教育委員会との十分な協議のもと実効性のある対応策を早急にまとめ、実行に移さねばなりません。問題の複雑化を避けるために、校区再編とコミュニティ・スクールの推進を区別して考え、教育面に十分に配慮した上で、短期で取り組むこと、中・長期で取り組むことを平行して検討を進めてまいります。 短期的な対応策については、現有施設を最大限活用した運動場の確保や通学する学校を自由に選ぶことができる校区選択制度の導入など、比較的早期に成果が現れる方策の効果や費用を早急に検討し速やかに実施する一方、長期的な対応策については、手光地区を含めた建設候補地の絞り込み並びに小学校・中学校いずれの学校を建設すべきか校種の検討を行い、教職員や保護者、地域住民の意見を取り入れた上で新設校の建設計画を速やかに取りまとめてまいります。 GIGAスクール構想の推進。 Society5.0時代の到来により、社会構造や雇用環境がかつてない早さで変化しています。これからの子どもたちはこの変化の早い時代を生き抜く力を身につけなければなりません。これまでの画一的な一斉教育のみならず個別最適化された学びも重要性を増しており、その実現にはICTを基盤とした先端技術の活用が必須といえ、このためのGIGAスクール構想の環境整備は喫緊の課題でございます。 国からの補助金や交付金を有効に活用することで、令和2年度中に市内の全小・中学校への一人一台端末の配備と必要なネットワーク環境を整えることができました。今後は、これらのハードを活用するために必要な学習教材ソフトウェアの導入などソフト面の整備とともに、それらを活用できる人的な支援に取り組んでまいります。 過大規模校化による影響と弊害の効果的な緩和に向けて、教育長と共に発表いたします。 学校教育につきましては、昨年度から懸案事項である過大規模校化対策に早急に取り組み、新設校建設計画の立案を急ぎます。特に、宮司地区を含む福間中学校区では、児童・生徒数がさらに増加し、過大規模校化による児童・生徒の心身への影響や学業面での弊害が深刻化しております。 以上のことから、短期的な対応策、長期的な対応策の両者を並行して、市教育委員会をはじめ市全体で全力を尽くして進めることが強く求められます。 主な取り組みとして、①過大規模校の児童を対象とする校区外就学制度の実施。 ②今後の児童・生徒数の増加に対応した福間小、福間南小、福間中の重点的措置。 ③児童・生徒の遊び場・運動場の確保並びに教職員・来校者等の駐車場の整備。 ④過大規模校化に伴い増加する児童・生徒・教職員の食数を確保するための学校給食施設の建設。 ⑤不足している教室の増築と老朽化した施設整備の改修。 ⑥児童・生徒の増加に対応する栄養教諭等の加配。 ⑦現状把握を踏まえ、方針に沿った案を基にした新設校建設計画の立案及び教職員・保護者・地域住民の考えを取り入れた新設建設の計画と工事着手を進めます。 このため過大規模校化対策として、次の三つのことを大事にしながら取り組みを進めていきます。 一つ目は、まちづくりとコミュニティ・スクールはしっかりと進めながらも、過大規模校化対策を市を上げて重点的に行い、影響と弊害の緩和に努めます。 二つ目は、過大規模化対策の実施スピードを重視して、建設計画の立案を進めるとともに、議会・保護者・地域住民の納得と協力を得られるような建設計画を立てます。 三つ目は、新設校建設候補地の選定にあたっては、学校建設に適した用地で人口密集地に近い用地を探すとともに、過大規模校化の影響の深刻さとピークに合致した校種を考えます。 以上述べてまいりました過大規模校化対策を、昨年度までの学校建設問題の深い反省の上に立って、公正で透明性のある手続きの下に、適切で妥当性のある手順と方法により迅速に進めてまいりたいと考えます。 8、課題に立ち向かう力強い行政組織の構築。 平成19年に策定した第1次福津市総合計画の中では、地域自治の実現と行政経営への変革を目標に掲げていました。その成果として地域自治の実現は、郷づくりの取り組みによって市内の各地域に根づいてきた一方、行政経営への変革については行財政改革の推進や人事評価の実施など、一定の成果はあるものの、まだ道半ばと言わざるを得ません。 少子高齢化の更なる進展に加え、新型コロナウイルスの感染拡大による社会経済への大きな打撃、Society5.0時代の到来による社会構造の変革など、市を取り巻く環境は第1次総合計画策定時と比較してより厳しく、より変化の早いものとなっております。このような時代において市民の皆様に真に必要とされる市役所であり続けるためには、これまで以上に社会環境の変化に柔軟に対応できるしなやかな強さと経営感覚を備え、自ら考えて行動に移す自律した組織となることはもはや必須の要件と言えます。 まちづくり基本構想の実現に向けた戦略的な施策の優先順位づけの実施をはじめ、部の経営方針や組織目標管理、事業目標管理、人材育成が有機的に連動する行政経営システムを確立し、予算編成や行政経営のスケジュールを見直すとともに、各施策の方向性や様々な課題に対して取り組むべきことを各部の使命に基づいて部長を中心に考え、施策や事業を立案し、事業実施に必要な経営資源を適正に配分する自律的な部経営の実現、PDCAマネジメントサイクルを通じた改善・改革の実施により、市民ニーズに的確に対応できる質の高い行政サービスを提供する行政組織を実現させたいと思います。 9、地域コミュニティの検証。 自治会と自治会を基軸とする郷づくり推進協議会は、共助を育み市と共働で地域自治の取り組みを進めてまいりました。近年、特に少子高齢化や核家族化の進展に加え、生活様式の変化や価値観の多様化等により支え合いの基盤の希薄化が進む一方で、全国的に風水害をはじめとする災害による甚大な被害が続いている中で、人と人とのつながりの大切さが見直されてきております。 誰もが役割を持って互いを認め、活躍することで互いを支え合える地域コミュニティを目指すとともに自治会や郷づくり推進協議会の課題を受け止め、それぞれの役割を深化させるため、検証を進め必要な取り組みを実行します。具体的な取り組みとして、郷づくり基本構想に基づき市の支援策を進めます。 まず、自治会加入促進のための啓発強化を進めます。また、地域コミュニティに関する審議会等を設置して、自治会や郷づくり推進協議会をはじめ地域を支える市民活動団体の課題の把握に努め、条例等の整備や支援制度の見直しを進めます。さらに、市民活動者の表彰制度の導入等、活動者の意欲高揚を図る制度や市民活動団体が活動成果や課題等を共有し活動のヒント等が得られるような場の開催も検討してまいります。 そして、既に課題とされております郷づくり推進協議会や地域を支える市民活動団体の担い手不足等の課題に対しては、SDGs未来都市計画などに基づき、公民連携型の中間支援機能「幸せのまちづくりラボ(仮称)」を構築し、担い手の発掘、育成等による連携・支援を進めることで、持続可能な共助と共働のまちを目指してまいります。 10、豊かな自然の保全と文化・歴史の継承。 福津市は福岡都市圏にありながら、豊かな自然環境に恵まれた地域でもあります。他市に誇るべき資産といえるこの自然環境は、これを愛し、守ってくださるボランティアのかたがたや、郷づくりに関わる多くの市民の皆様などの保全活動によって維持されてまいりました。大切な資産を守り、次世代へと引き継ぐために、保全活動に関する情報発信の強化、環境シンポジウム等による啓発などを通じて環境保全に取り組むかたがたのさらなる連携の促進に尽力してまいります。 また、変化の早い時代にさらされている子どもたちにとって、昔から変わらない確かなもの、根っことなるものを感じる経験の重要性も増しています。津屋崎祇園山笠、勝浦人形浄瑠璃、福間浦の雉の雌鳥など地域ごとに特色をもつ盆踊り、福津に伝わる数々のうた、子ども相撲、福間浦の玉せり、地引網などの地域に受け継がれる行事や歴史・文化に、小・中学校の学びの中で、触れ・親しむことで、福津の伝統文化を子どもたちとともに未来に継承してまいります。 さらに、史跡地の公有化と文化財の保護を計画的に進め、新原・奴山古墳群を保存管理、そして活用することで、ユネスコ世界文化遺産に登録された歴史的価値と守っていかねばならない責任を市民の皆様のご理解をいただきながら再認識したいと思います。津屋崎千軒や唐津街道畦町宿などの多くの福津の貴重な歴史遺産を地域とともに未来に継承してまいります。 終わりに。 1期目、特に重点を置いた経営の視点は、福津の魅力を市外に発信し、市外からの関心を呼ぶことと、そして自主財源の確保でございました。それは、福祉、教育施策の水準を低下させることなく、市政運営のよき循環と持続可能な行財政経営に結びつけるために不可欠な視点でございました。 子どもたちに豊かな発育支援を行うための家庭児童相談員やスクールカウンセラーなどの増員、人口の増加とともに増大する社会福祉事業費など、多様化する市の責務を果たすためには、相応の財政力を担保しなければならなかったからでございます。併せて、共働や参画の機会を用意し、開かれた市政を心がけ、対話を大切にしてまいりました。 市制施行後15年が経過した昨年令和2年度は、普通交付税の合併算定替え特例措置期間が終了し、有利な交付税措置のある合併特例債もなくなった年でしたが、一方で、国勢調査が行われ、人口が5年前と比較して大きく増える見込みとなった年でもありました。主にこれにより基準財政需要額が大幅に上がり、地方交付税等の算定は前年度との比較で約13億円の増額と見込んでおります。しかし、社会福祉関係費等の増加はさらに見込まれることから、市の財政経営には相当な厳しさを持ってあたらねばなりません。 社会保障制度は、産業化の進展によって家族機能と地域共同体の機能が低下する中で社会紐帯を維持するための仕組みであり、支え合いの仕組みでございます。近年では介護の社会化としての介護保険、子育ての社会化としての子ども・子育て支援新制度として拡大しております。社会福祉制度をいかに支えるかを、市民に近い自治体という地方政府は理想とともに追求していかねばならないとの思いでございます。 介護保険制度の導入は、家族介護に伴う過重な負担をやわらげ、介護の社会化を進めることであって、低下が著しい家族機能の現実にあっては避けられないことでございました。導入時には一部批判の声も上がっておりましたが、いまや介護保険財政の将来を心配する声はあっても、介護保険制度そのものに反対する声はほとんどございません。 次に、社会化の加速が必要であるのが子育て機能でございます。子育て機能を社会化するとは、安心して子どもを産み育てられる環境を社会サービスとして整えることを意味します。本市でも地域拠点整備など、地方創生の観点を織り交ぜ、地域によっては出生率の引き上げを図ることも大切と考えます。 コロナ禍にあって地方自治体は、これまで以上にあらゆる制度に精通し、予断なく状況を見極める力で、住民の福祉の増進に努めなければなりません。改めて法的権力を持つ地方自治体は、制度運営や財政運営において、強く倫理観が求められていることを自覚し、進めてまいる所存でございます。 行政の働きの大半は目立つものではないかもしれませんが、その積み上げこそが、社会全体への希望につながるという自覚と使命感、覚悟を持ってまいりたいと強く思います。議員各位、市民の皆様におかれましては、変わらぬご理解を賜りますよう重ねてお願い申し上げ、2期目に寄せての所信とさせていただきます。 令和3年6月4日、福津市長原﨑智仁。ありがとうございました。 ○議長(江上隆行) 以上で、市長所信表明(福津市まちづくり指針)の説明を終わります。 ここで議場の換気のため休憩とします。再開は午前11時とします。          ~~~~~~~~○~~~~~~~~            休憩 午前10時36分            再開 午前11時0分          ~~~~~~~~○~~~~~~~~ ○議長(江上隆行) 議会を再開し、休憩前に引き続き会議を行います。          ~~~~~~~~○~~~~~~~~ △日程第5報告第2号継続費繰越計算書の報告について ○議長(江上隆行) 日程第5、報告第2号継続費繰越計算書の報告についてを議題とします。 市長に提案理由の説明を求めます。原﨑市長。
    ◎市長(原﨑智仁) それでは、報告第2号継続費繰越計算書の報告についてでございます。 平成31年度(令和元年度)一般会計当初予算におきまして、継続費に係る議決をいただきました福間中学校整備改修事業について、財源等の調整が整い、継続費繰越計算書を作成しましたので、地方自治法施行令第145条第1項の規定により、報告するものでございます。 詳細は、財政調整課長より行います。 ○議長(江上隆行) 吉﨑財政調整課長。 ◎財政調整課長(吉﨑和哉) 報告第2号継続費繰越計算書の報告についてご説明申し上げます。 6ページでございますが、令和2年度福津市継続費繰越計算書を御覧ください。 一般会計におきまして、中学校校舎施設整備事業で、福間中学校整備改修事業を、平成31年度(令和元年度)から令和4年度までの4カ年度にわたる継続費としておりましたが、令和2年度の執行残額を翌年度に逓次繰越しております。 逓次繰越の額は3億7,532万6,200円となっており、その財源の内訳といたしましては、繰越金と特定財源により構成され、うち特定財源については、国庫負担金として公立学校施設整備費負担金6,434万1,000円、国庫補助金として学校施設整備費交付金5,262万1,000円、地方債として、学校教育施設等整備事業債2億1,150万円、そのほか特定財源として、教育施設建設準備基金繰入金4,350万円となっております。 以上ご報告申し上げます。 ○議長(江上隆行) 本案は報告事項でございますので、質疑のみ受けます。質疑ございませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ないようですので、質疑を終結し、報告を終わります。          ~~~~~~~~○~~~~~~~~ △日程第6報告第3号繰越明許費繰越計算書の報告について ○議長(江上隆行) 日程第6、報告第3号繰越明許費繰越計算書の報告についてを議題とします。 市長に提案理由の説明を求めます。原﨑市長。 ◎市長(原﨑智仁) それでは、報告第3号繰越明許費繰越計算書の報告についてでございます。 提案理由、令和2年度一般会計補正予算(第5号)、12月議会におきまして、繰越明許費に係る議決をいただきました観光産品企画開発事業ほか2事業、令和2年度一般会計補正予算(第6号)、こちらは3月定例会において、繰越明許費に係る議決をいただいた施設予約システム更新事業ほか8事業及び令和2年度一般会計専決補正予算(第5号)における地域介護・福祉空間施設整備事業について、財源等の調整が整い、繰越明許費繰越計算書を作成しましたので、地方自治法施行令第146条第2項の規定により報告するものでございます。 詳細については、財政調整課長より行います。 ○議長(江上隆行) 吉﨑財政調整課長。 ◎財政調整課長(吉﨑和哉) 報告第3号繰越明許費繰越計算書の報告についてご説明申し上げます。 8ページになります。令和2年度福津市繰越明許費繰越計算書を御覧ください。令和2年度に議決いただきました明許繰越費及び専決処分した繰越明許費につきましては、今回、繰越明許により繰り越しした事業の財源内訳を示しました計算書を作成し、ご報告申し上げるものです。この財源によりまして、令和2年度の各事業を令和3年度に繰り越しております。 一般会計におきまして、全部で13事業を繰り越しております。最上段の事業名の隣、金額の欄は、繰越額の上限額を示し、その隣の翌年度繰越額の欄は、実際に繰り越した額を示しております。さらに、その右の欄に示しておりますのが、令和2年度に繰り越した額の財源内訳となっております。 今回、繰越計算書では、上限を示す金額と翌年度繰越額は全て同額となっております。 以上、ご報告申し上げます。 ○議長(江上隆行) 本案は報告事項ですので、質疑のみ受けます。質疑ございませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ないようですので、質疑を終結し、報告を終わります。          ~~~~~~~~○~~~~~~~~ △日程第7報告第4号繰越計算書の報告について ○議長(江上隆行) 日程第7、報告第4号繰越計算書の報告についてを議題とします。 市長に提案理由の説明を求めます。原﨑市長。 ◎市長(原﨑智仁) 報告第4号繰越計算書の報告について、提案理由を申し上げます。 地方公営企業法第26条第1項の規定による令和2年度公共下水道事業会計予算における資本的支出の建設改良費における管渠整備費及び処理場整備費につき、繰越計算書を地方公営企業法第26条第3項の規定により報告するものでございます。 詳細については、こちらは都市整備部長より行います。 ○議長(江上隆行) 長野都市整備部長。 ◎都市整備部長(長野健二) それでは、報告第4号繰越計算書の報告についてご説明いたします。 10ページを御覧ください。繰越事業は二つの事業となっております。 まず、上段の管渠整備費でございます。こちらは若木台地区汚水管渠改築事業でございます。令和2年度の国の第3次補正への事業の前倒しを狙い、追加要望を行った結果、事業の採択を受けさせていただきました。この交付決定が令和3年3月ということもございまして、令和2年度中の事業完了ができないことによって、令和3年度に事業を繰り越すものでございます。 次に、下段の処理場整備費でございます。これは福間浄化センターの建設改良整備事業で、事業のノウハウを持っている日本下水道事業団に委託し、令和2年度中の工事完了を予定していたところでございますけれども、2度の入札不調によって、事業が令和2年度中に行えないということから、令和3年度に繰り越すものでございます。 説明は、以上でございます。 ○議長(江上隆行) 本案は報告事項ですので、質疑のみ受けます。質疑ございませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ないようですので、質疑を終結し、報告を終わります。          ~~~~~~~~○~~~~~~~~ △日程第8承認第4号専決処分した事件の承認について ○議長(江上隆行) 日程第8、承認第4号専決処分した事件の承認について(令和2年度福津市一般会計補正予算(専決第5号))を議題といたします。 市長に提案理由の説明を求めます。原﨑市長。 ◎市長(原﨑智仁) 議案11ページでございます。 承認第4号専決処分した事件の承認について(令和2年度福津市一般会計補正予算(専決第5号))でございます。提案理由を申し延べます。 補正内容につきましては、収入におきまして、3月末で各種譲与税、交付金並びに地方交付税の額の確定及びふるさとづくり寄附金収入が増額したことに伴いまして、基金の繰入額を減額し、支出におきまして、ふるさとづくり基金積立金を増額しております。 また、地域介護・福祉空間施設整備事業につきまして、国庫補助事業の内示を受け、早急に事業着手する必要があったことから、繰越明許費の追加を併せて行い、地方自治法第179条第1項の規定により、令和3年3月31日付にて専決処分したもので、同条第3項の規定により、直近の6月定例会に報告し、承認を求めるものでございます。 詳細につきましては、財政調整課長より行います。 ○議長(江上隆行) 吉﨑財政調整課長。 ◎財政調整課長(吉﨑和哉) それでは、令和2年度福津市一般会計補正予算(専決第5号)につきまして、ご説明申し上げます。 補正予算書の3ページをお開きください。 第1条ですが、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ4,217万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ333億7,393万4,000円とするものです。 第2条繰越明許費の補正ですが、今回、繰越明許費の追加を計上しております。内容は、第2表繰越明許費補正にてご説明いたします。 第3条地方債の補正ですが、今回、地方債の追加を計上しております。内容は、第3表地方債補正にて説明いたします。 それでは7ページをお開きください。第2表繰越明許費補正です。追加が1件です。3款1項の地域介護・福祉空間施設整備事業において、国庫補助事業の内示を受けたことに伴い、早急に事業を実施する必要がありますが、実施期間が次年度にまたがるため、223万円を明許繰越費として計上するものです。 8ページをお開きください。第3表地方債補正です。追加が1件です。新型コロナウイルス感染症の影響により、通常を上回る大幅な減収が生じる消費や流通にかかわる7税目について、令和2年度の時限措置として、減収補填債の対象税目に追加されたことに伴い、減収が生じる地方消費税交付金、たばこ税、地方揮発油譲与税の減収分として4,000万円を追加計上しております。 次に、歳入歳出補正予算の内容につきましては、事項別明細書にてご説明いたします。少し飛びますが、11ページをお開きください。 まず、歳入ですが、今回の専決補正は令和2年度の最終補正となります。前回の3月補正予算の編成後、歳入歳出予算の動向、とりわけ依存財源である地方交付税、地方譲与税各種交付金等寄附金の確定額等を把握し、財源の調整を含め、最終的な予算の調整を行ったものです。したがいまして、項目ごとのそれぞれの内容説明につきましては、一部を除き省略させていただきますので、ご了承願います。 まず、2款地方譲与税、1項1目地方揮発油譲与税及び2項1目自動車重量譲与税は、それぞれの額が確定したことに伴い、増額及び減額の補正を行っております。 次に、その下段の3款1項1目利子割交付金から、13ページの9款1項1目環境性能割交付金につきましても、それぞれの額が確定したことに伴い、増額及び減額の補正を行っております。 当初の見込みよりも大きく減収となった11ページ、3段目の利子割交付金については、平成31年度(令和元年度)の決算見込みを参考に計上しておりましたが、市場金利の影響で利子等の支払額が減少したことにより減額となったものと分析しております。 また、12ページ上段の株式等譲渡所得割交付金については、大きく増収となっております。平成31年度(令和元年度)の決算見込額を参考に、地方財政計画の伸び率を考慮し、計上しておりましたが、株式等の譲渡所得が増加に転じたことに伴い、増額となったものと考えております。 なお、12ページ3段目の地方消費税交付金については、消費税率引上げ分を勘定の上、国が示す地方財政計画の伸び率を参考に見込んでいたものの、新型コロナウイルス感染症の影響による消費の減少が影響し、減額となっております。 次に、13ページ2段目の11款1項1目地方交付税につきましては、額の確定により1,897万8,000円を増額し、48億4,934万2,000円となっております。これにつきましては、特別交付税において、3月の交付により額が確定したため、増額計上したことによるものです。 特別交付税につきましては、児童・生徒数の急激な増加に伴う保育所の整備、小・中学校における教室不足への対応やオリンピック・パラリンピックにおける事前キャンプ受入れの取り組みなど、本市の特殊な財政事情が反映され、増額となったものと分析しております。 次に、12款1項1目交通安全対策特別交付金につきましても、額の確定に伴い、減額補正を行っております。 次に、15款2項2目民生費国庫補助金、1節社会福祉費補助金において、地域介護・福祉空間整備等施設整備交付金223万円を新たに計上しております。これは歳出の民生費において、地域介護・福祉空間整備等施設整備交付金を追加計上したことに伴い、特定財源として対象経費の10分の10相当額を計上するものです。 次に、14ページになりますが、18款1項2目ふるさとづくり寄附金4,000万円を増額計上しております。これは、ふるさと納税の取り組み強化により寄附金の増収が見込めるため増額計上するものです。 次に、19款2項の基金繰入金につきましては、今回、各種交付金等の額が確定したことに伴い、一般財源に余剰が生じましたことから、最終的に財源調整を行い、2目まちづくり基金繰入金を4,000万円、3目教育施設建設準備基金繰入金を1,600万円、それぞれ減額計上しております。 次に、22款1項8目減収補填債につきまして、4,000万円を新たに計上しております。これは、8ページの第3表で説明しましたように、地方消費税交付金、たばこ税、地方揮発油譲与税において、新型コロナウイルス感染症の影響により減収が生じることによるものです。 次に、15ページをお願いいたします。歳出です。2款1項5目財産管理費のふるさとづくり基金費において、ふるさと納税の取り組みの強化により寄附金の増収が見込めるため、ふるさとづくり寄附金への積立金として4,000万円を増額計上しております。 次に、16ページをお願いいたします。3款1項5目高齢者福祉費の高齢者福祉一般管理費において、地域介護・福祉空間整備等施設整備交付金223万円を新たに計上しております。これは有料老人ホームにおけるスプリンクラー設置に関わる費用を助成するもので、国庫補助事業の内示を受けたことに伴い、早急に事業を実施する必要があるため新規に計上しておりますが、年度内の完了が見込めないため、次年度へ繰り越すものです。 次に、17ページから18ページにまたがりますが、4款1項4目ふくとぴあ管理運営費及び10款2項3目学校建設費につきまして、歳出予算の増減はありませんが、各事業に充当しておりますまちづくり基金繰入金及び教育施設建設準備基金繰入金がそれぞれ減額となったため、財源振替により財源内容の変更のみの表記となっております。 最後に19ページですが、14款1項1目予備費です。歳入歳出の調整額といたしまして、予備費を5万8,000円の減額としております。 以上で説明を終わります。ご承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(江上隆行) お諮りします。承認第4号については、会議規則第37条第3項の規定に基づき、委員会への付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ご異議なしと認めます。したがいまして、承認第4号については、委員会への付託を省略することに決定をいたしました。 本案に対する質疑を受けます。質疑ございませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ないようですので、質疑を終結します。 次に、本案に対する討論を受けます。ご意見ございませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ないようですので、討論を終結します。 これより採決を行います。承認第4号を承認することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起  立〕 ○議長(江上隆行) 全員賛成であります。したがいまして、日程第8、承認第4号専決処分した事件の承認について(令和2年度福津市一般会計補正予算(専決第5号))は、承認することに決定をいたしました。          ~~~~~~~~○~~~~~~~~ △日程第9承認第5号専決処分した事件の承認について ○議長(江上隆行) 日程第9、承認第5号専決処分した事件の承認について(令和3年度福津市一般会計補正予算(専決第1号))を議題といたします。 市長に提案理由の説明を求めます。原﨑市長。 ◎市長(原﨑智仁) 承認第5号専決処分した事件の承認について(令和3年度福津市一般会計補正予算(専決第1号))の提案理由でございます。 補正内容につきましては、新型コロナウイルス感染症による影響が長期化する中で、低所得者のうち、まずはひとり親子育て世帯に対し、実情を踏まえた上で生活支援給付金を支給するものでございます。 地方自治法第179条第1項の規定により、令和3年4月8日付で専決処分したもので、同条第3項の規定により、直近の6月定例会に報告し、承認を求めるものでございます。 提案理由、詳細につきましては、財政調整課長より行います。 ○議長(江上隆行) 吉﨑財政調整課長。 ◎財政調整課長(吉﨑和哉) それでは、令和3年度福津市一般会計補正予算(専決第1号)につきまして、ご説明申し上げます。 新型コロナウイルス感染症による影響が長期化する中で、低所得のひとり親、ふたり親子育て世帯に対し、実情を踏まえた生活の支援を行う観点から、国において、子育て世帯生活支援特別給付金を新たに支給することが決定されました。今回、専決処分による補正は、迅速な支給を実現する観点から、まずは令和3年4月分の児童扶養手当受給者に対し、令和3年5月に合わせて給付金を支給するため、事業実施に必要な予算を編成しております。 それでは、予算書の3ページをお開きください。第1条ですが、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ5,020万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ260億7,018万1,000円とするものです。 次に、歳入歳出補正予算の内容につきましては、事項別明細書にてご説明いたします。8ページをお開きください。 まず歳入ですが、15款2項2目民生費国庫補助金、2節児童福祉費補助金において、子育て世帯生活支援特別給付金事業費補助金4,835万円及び子育て世帯生活支援特別給付金事務費補助金185万3,000円を新たに計上しております。これは、歳出の民生費において、子育て世帯支援特別給付金、ひとり親世帯分事業費を新たに計上したことに伴い、特定財源として対象経費の10分の10相当分を計上するものです。 次に、9ページをお願いいたします。歳出です。3款2項1目児童福祉総務費の子育て世帯生活支援特別給付金、ひとり親世帯分事業費5,020万3,000円を新たに計上しております。 内訳として、給付金支給に関わる事務費として、会計年度任用職員報酬42万1,000円、時間外手当10万円、消耗品費22万1,000円、印刷製本費6万円、通信運搬費5万5,000円、口座振込手数料7万2,000円、子育て世帯生活支援特別給付金システム改修委託料92万4,000円のほか、対象世帯の児童1人当たり5万円を支給する子育て世帯生活支援特別給付金を4,835万円、それぞれ計上しております。 以上で説明を終わります。ご承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(江上隆行) お諮りします。承認第5号については、会議規則第37条第3項の規定に基づき、委員会への付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ご異議なしと認めます。したがいまして、承認第5号については、委員会への付託を省略することに決定をいたしました。 本案に対する質疑を受けます。質疑ございませんか。横山議員。 ◆13番(横山良雄) 9ページの、1件につき5万円という話でございますけれど、実際に、もうお支払いということなんでしょうが、その世帯数、何世帯ぐらいあったのか、正確な数字が知りたいんですけれど、よろしくお願いします。 ○議長(江上隆行) 吉﨑財政調整課長。 ◎財政調整課長(吉﨑和哉) 予算編成上は650世帯、児童数にいたしまして967名分を計上させていただいております。 ○議長(江上隆行) よろしいですか。他にございませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ないようでございますので、質疑を終結します。 次に、本案に対する討論を受けます。ご意見ございませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ないようですので、討論を終結します。 これより採決を行います。承認第5号を承認することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起  立〕 ○議長(江上隆行) 全員賛成であります。したがいまして、日程第9、承認第5号専決処分した事件の承認について(令和3年度福津市一般会計補正予算(専決第1号))は、承認することに決定いたしました。          ~~~~~~~~○~~~~~~~~ △日程第10承認第6号専決処分した事件の承認について ○議長(江上隆行) 日程第10、承認第6号専決処分した事件の承認について(令和3年度福津市一般会計補正予算(専決第2号))を議題とします。 市長に提案理由の説明を求めます。原﨑市長。 ◎市長(原﨑智仁) 議案15ページでございますが、承認第6号専決処分した事件の承認について(令和3年度福津市一般会計補正予算(専決第2号))の提案理由でございます。 補正内容としましては、新型コロナウイルスワクチン集団接種について、実施規模や日程が明確化してきたことに伴いまして、会場の設営、そして撤収に関する業務を委託するものでございます。 地方自治法第179条第1項の規定により、令和3年5月11日付にて専決処分したもので、同条第3項の規定により、直近の6月定例会に報告いたし、承認を求めるものでございます。 提案理由詳細につきまして、財政調整課長より、こちらも行います。 ○議長(江上隆行) 吉﨑財政調整課長。 ◎財政調整課長(吉﨑和哉) それでは、令和3年度福津市一般会計補正予算(専決第2号)につきまして、ご説明申し上げます。 今回の専決処分による補正は、新型コロナウイルスワクチン集団接種の実施にあたり、長期間の施設占有ができない中、機動的かつ安定的に会場の運営ができる体制の確保を早急に図る必要があるため、事業実施に必要な予算を編成しております。 それでは、予算書の3ページをお開きください。 第1条ですが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ487万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ260億7,505万9,000円とするものです。 次に、歳入歳出補正予算の内容につきましては、事項別明細書にてご説明いたします。8ページをお開きください。 まず歳入ですが、15款2項3目衛生費国庫補助金、1節保健衛生費補助金において、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費補助金487万8,000円を増額計上しております。 これは、歳出の衛生費において、感染症対策事業費を増額計上したことに伴い、特定財源として対象経費の10分の10相当分を計上するものです。 次に、9ページをお願いいたします。歳出です。4款1項2目予防費の感染症対策事業費487万8,000円を増額計上しております。内訳として、会場設営撤去時に使用する清掃用品等の購入費として、消耗品費13万7,000円の増額、会場設営委託料474万1,000円を新規に計上しております。 以上で説明を終わります。ご承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(江上隆行) お諮りします。承認第6号については、会議規則第37条第3項の規定に基づき、委員会への付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ご異議なしと認めます。したがいまして、承認第6号については、委員会への付託を省略することに決定いたしました。 本案に対する質疑を受けます。質疑ございませんか。榎本議員。 ◆15番(榎本博) 15番、榎本です。先ほどの説明の中の9ページの業務委託料474万1,000円の業務の内容について、お聞かせください。 ○議長(江上隆行) 神山健康福祉部理事。 ◎健康福祉部理事(神山由美) 業務の内容についてお答えいたします。 コロナワクチンの集団接種会場の会場設営と、設営したパネル等、会場をつくりまして、それから撤去をする作業を繰り返し行わなければいけませんので、その毎回の会場設営、それから撤去の作業ということでの業務内容になります。 ○議長(江上隆行) 榎本議員。 ◆15番(榎本博) 会場数は、一度ご説明があったんですけども、1カ所じゃないはずなんですが、詳細にちょっとお願いできますか。1カ所だけですか。 ○議長(江上隆行) 神山健康福祉部理事。 ◎健康福祉部理事(神山由美) 会場につきましては、ふくとぴあと津屋崎行政センター、それから福津市役所の別館大ホールになります。 ○議長(江上隆行) よろしいですか。他にございませんか。戸田議員。 ◆14番(戸田進一) 同じところの質問なんですけども、国から474万1,000円、補正ということで支出金が来ていますけども、この国が出してくれる支出金には、一定の基準というんですかね、自治体がこれだけかかったよというものを全額申請、言えば全部出してくれるという、そういう性格か、例えば人口でどうだとかなんかいろいろあるのか、その辺、ちょっと教えてください。 ○議長(江上隆行) 神山健康福祉部理事。 ◎健康福祉部理事(神山由美) 補助対象になる事業というのは決められておりますけれども、必要な経費については、全て10分の10が補助の対象になるという事業になっております。 ○議長(江上隆行) よろしいですか。他にございませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ないようですので、質疑を終結します。 次に、本案に対する討論を受けます。ご意見ございませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ないようですので、討論を終結します。 これより採決を行います。承認第6号を承認することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起  立〕 ○議長(江上隆行) 全員賛成であります。したがいまして、日程第10、承認第6号専決処分した事件の承認について(令和3年度福津市一般会計補正予算(専決第2号))は、承認することに決定いたしました。          ~~~~~~~~○~~~~~~~~ △日程第11承認第7号専決処分した事件の承認について ○議長(江上隆行) 日程第11、承認第7号専決処分した事件の承認について(福津市税条例等の一部を改正することについて)を議題とします。 市長に提案理由の説明を求めます。原﨑市長。 ◎市長(原﨑智仁) 承認第7号専決処分した事件の承認について(福津市税条例等の一部を改正すること)についての提案理由でございます。 地方税法等の一部を改正する法律が、令和3年3月31日に交付されたことに伴いまして、関連する本市の税条例等についても改正が必要となり、地方自治法第179条第1項の規定により、3月31日付で専決処分したものでございます。 同条第3項の規定により、直近の6月定例会に報告し、承認を求めるものでございます。 主な改正内容は、扶養親族申告書等の電子提出に係る税務署長の承認の廃止などでございます。 詳細につきましては、市民部長より説明申し上げます。 ○議長(江上隆行) 横山市民部長。 ◎市民部長(横山清香) 承認第7号福津市税条例等の一部を改正することについて説明申し上げます。 令和3年3月31日付で交付されました地方税法等の一部を改正する法律に関連する市税条例の改正となっております。 今回専決させていただきました改正については、主に4月1日施行のものとなっております。 改正条例第1条については、福津市税条例の一部改正、第2条につきましては、令和2年9月議会で議決いただきました福津市税条例の一部を改正する条例の一部改正となっております。 新旧対照表に沿って説明させていただきます。 第1条から順に説明させていただきます。新旧対照表の27ページを御覧ください。第36条の3の2第4項及び第36条の3の3第4項の改正につきましては、それぞれ給与所得者と公的年金受給者の扶養親族申告書の電子提出に係る税務署長の承認の廃止について、事務簡素化に伴う改正でございます。 次に、順番は前後しますが、28ページ、第53条の9における改正でございます。第3項の退職所得申告書の電磁的方法による提供を可能とする項の追加及び第4項の電磁的方法による申告の場合の第2項の読み替え規定の追加整備でございます。それを受けまして、退職所得申告書の定義に係る規定の整備を行うために、前ページの第53条の8第1項第1号を改正するものです。 次に、81条の4軽自動車税の環境性能割の税率を定める第1号及び第2号の改正でございます。地方税法の改正により、地方税法第451条に新たに第5項が加えられたことによる改正でございます。これは、令和2年度基準エネルギー消費効率等算定軽自動車についての準用規定の整備になっています。 次に、附則第10条の2の改正規定でございます。28ページの終わりから29ページに続きます。法改正により引用している法附則第15条及び第64条の改正による項ずれなどの影響により、条例附則内の引用部分を整備するものでございます。 次に、30ページ、附則第10条の4の改正でございます。こちらは、平成28年熊本地震に係る固定資産税の特例の適用を受けようとする者がすべき申告等の規定のうち、適用期間を2年間延長したものです。 次に、附則第10条の5の追加をする規定でございます。31ページを御覧ください。こちらは、法附則で、平成30年7月豪雨に係る固定資産税の特例に関する規定が追加されたことにより、必要規定の整備を行ったものです。 次に、32ページ、附則第11条及び第11条の2の適用年度の改正でございます。こちらは、3年に1度の固定資産税評価替えに係る令和3年度から令和5年度を対象とする箇所の年度の改正でございます。 次に、33ページから35ページにかけて、附則第12条、第12条の2、第13条、第15条の改正でございます。こちらにつきましても、3年に1度の固定資産評価替えに係る年度の該当箇所の改正でございますが、令和3年度分につきましては、前年度の課税標準額を用いる特例を追記した改正になっております。 これは、新型コロナウイルス感染症により社会経済活動や国民生活全般を取巻く状況が大きく変化したことを踏まえ、納税者の負担感を配慮する観点から、令和3年度に限り、負担調整措置等により、税額が増加する土地について、前年度の税額を据え置くという特別な措置でございます。 次に35ページ、附則第15条の2、第15条の2の2の改正でございます。こちらは、軽自動車税環境性能割の非課税対象を定めた地方税法第446条と同じく、税率を定めた第451条に新たな項が加えられたことにより、該当箇所を改正するものです。対象となる燃費基準の法改正と消費税対策の非課税措置を9カ月延長する法改正に対応するものです。 次に、36ページ、法附則第16条、第16条2の改正でございます。軽自動車税の種別割の特例、いわゆる重課及び軽課を定めた法附則第30条の改正に伴い、該当する箇所を改正するものです。軽課の特例となる対象の車種、営業用の乗用車の追加や燃費基準の法改正に基づくものです。 次に、38ページ、附則第22条の改正でございます。東日本大震災に係る固定資産税の特例について、延長するための適用年度の改正でございます。 次に、附則第26条の改正でございます。こちらは、新型コロナウイルス感染症の影響による住宅取得環境の厳しさを考慮して、消費税率10%引上げに伴う反動を減少させる対策の上乗せとして措置されました住宅借入金等特別税額控除の控除期間の13年間の特例措置を、一定の期間契約した場合には、令和4年末までの入居者を対象とする規定の延長に係る改正でございます。 最後に、改正条例第2条でございます。39ページを御覧ください。こちらは、昨年9月議会で議決をいただきました改正条例の一部を改正するものでございます。 内容につきましては、地方税法の一部を改正する法律及び令和2年の地方税法の一部を改正する法律の一部を改正する法律により生じた条項のずれや、削除部分の追加でございます。 以上、本改正の趣旨を説明させていただきました。ご承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(江上隆行) お諮りします。承認第7号については、会議規則第37条第3項の規定に基づき、委員会への付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ご異議なしと認めます。したがいまして、承認第7号については、委員会への付託を省略することに決定いたしました。 本案に対する質疑を受けます。質疑ございませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ないようですので、質疑を終結します。 次に、本案に対する討論を受けます。ご意見ございませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ないようですので、討論を終結します。 これより採決を行います。承認第7号を承認することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起  立〕 ○議長(江上隆行) 全員賛成であります。したがいまして、日程第11、承認第7号専決処分した事件の承認について(福津市税条例等の一部を改正することについて)は、承認することに決定いたしました。          ~~~~~~~~○~~~~~~~~ △日程第12承認第8号専決処分した事件の承認について ○議長(江上隆行) 日程第12、承認第8号専決処分した事件の承認について(福津市国民健康保険税条例の一部を改正することについて)を議題とします。 市長に提案理由の説明を求めます。原﨑市長。 ◎市長(原﨑智仁) 承認第8号専決処分した事件の承認について(福津市国民健康保険税条例の一部を改正すること)についてでございます。 41ページになります。提案理由は、新型コロナウイルス感染症の影響による国民健康保険税減免の実施について、厚生労働省から延長の通知がなされたことに伴いまして、関連する本市の国民健康保険税条例についても改正が必要となりました。引き続き、収入が減少した被保険者の経済的負担の軽減を早急に図るため、地方自治法第179条第1項の規定により、令和3年4月30日付で専決処分したものでございます。 同条第3項の規定により、直近の6月定例会に報告いたし、承認を求めるものでございます。 詳細は、市民部長が説明いたします。 ○議長(江上隆行) 横山市民部長。 ◎市民部長(横山清香) 承認第8号専決処分した福津市国民健康保険税条例の一部を改正する条例についてご説明いたします。 新型コロナウイルス感染症の影響による国民健康保険税の減免については、減免措置に対する国の財政支援の延長に伴い、引き続き収入が減少した被保険者の経済的負担の軽減を図るため、関連する国民健康保険税条例を改正する必要があり、専決処分を行いました。 新旧対照表に沿って説明させていただきます。改正条例については43ページ、新旧対照表は44ページになります。 最初に、通称、感染予防法に規定する新型コロナウイルスの感染症と銘打って、附則第15項につきまして、新型コロナウイルス感染症の影響による国民健康保険税の減免の特例についての改正でございます。 新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少したこと等による減免について、令和3年度も令和2年度に引き続き実施する変更を行っております。 下段のただし書きにつきましては、令和2年度末に資格取得したことにより、令和3年4月以降に普通徴収の納期限が到来するものについても含めることをうたっております。 この条例は、公布の日から施行し、令和3年4月1日から適用し、令和4年3月31日までの間の納期限を設定されている保険税について適用するものです。 以上で説明を終わります。ご承認いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(江上隆行) お諮りします。承認第8号については、会議規則第37条第3項の規定に基づき、委員会への付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ご異議なしと認めます。したがいまして、承認第8号については、委員会への付託を省略することに決定いたしました。 本案に対する質疑を受けます。質疑ございませんか。戸田議員。 ◆14番(戸田進一) お伺いします。令和2年度の実績で、対象世帯と減免額というんですかね、それはおおよそどのくらいの実績だったというのを、ちょっと教えてください。 ○議長(江上隆行) 横山市民部長。 ◎市民部長(横山清香) 令和2年度の減免件数と金額ということですね。申請件数が119件、減免件数が81件、81世帯ということになります。金額は、1,890万900円です。 ○議長(江上隆行) よろしいですか。他にございませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ないようですので、質疑を終結します。 次に、本案に対する討論を受けます。ご意見ございませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ないようですので、討論を終結します。 これより採決を行います。承認第8号を承認することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起  立〕 ○議長(江上隆行) 全員賛成であります。したがいまして、日程第12、承認第8号専決処分した事件の承認について(福津市国民健康保険税条例の一部を改正することについて)は、承認することに決定いたしました。 ここで休憩とし、再開は午後1時とします。          ~~~~~~~~○~~~~~~~~            休憩 午前11時51分            再開 午後1時0分          ~~~~~~~~○~~~~~~~~ ○議長(江上隆行) 議会を再開し、休憩前に引き続き会議を行います。          ~~~~~~~~○~~~~~~~~ △日程第13同意第5号教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて ○議長(江上隆行) 日程第13、同意第5号教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてを議題とします。 市長に提案理由の説明を求めます。原﨑市長。 ◎市長(原﨑智仁) それでは、同意第5号教育委員会委員の任命につき同意を求めることについての提案理由でございます。 平成25年4月7日以降、28年に及び教育委員会委員に就任いただいておりました、藤井史子氏の任期が令和3年4月6日で満了しておりまして欠員となっておりますが、このたび、後任者として福津市花見が丘3丁目3番5号所在の昭和47年12月18日生まれ、満48歳の農﨑隆子氏を新たに同意の日からの4年間につき教育委員会委員に任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、議会の同意を求めるものでございます。 略歴等につきましては、総務部長より説明いたします。 ○議長(江上隆行) 本夛総務部長。 ◎総務部長(本夛研介) それでは、略歴、それと若干の補足を私のほうからさせていただきます。 農﨑氏につきましては、略歴参考資料をおつけしております。 最終学歴といたしましては、福岡県立太宰府高等学校を平成3年に卒業なされております。それから、職歴としまして、平成10年12月までが西武トラベル株式会社、平成16年6月まで株式会社サニー、そして、株式会社コメリで、現在、職に就いておられるという状況でございます。それから、活動歴、公職歴についてでございますけども、平成25年4月から1年間、上西郷幼稚園保護者会の副会長を務められまして、平成27年4月から1年間は福間南小学校PTA学級委員会の委員を経られまして、平成28年4月から1年間は福間南小学校PTA地区委員会の委員長を務められております。そしてまた、平成30年4月から1年間は、花見3区子ども会育成会の副会長を務められまして、平成31年4月から現在まで福間地域郷づくり推進協議会の代議員を務められております。 同氏は、このように子どもの保護者として成長の段階に応じた教育に関心をお持ちでありまして、保護者を代表して教育問題に関わる役割を担われてこられております。 今回、委員の推薦にあたりましては、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第5項に規定します、委員のうち保護者である者が含まれるようにしなければならないというようなところから、PTA関係や地域からの信望も厚い、そして、学校と家庭、地域とのパイプ役となって保護者の観点から学校教育への提案や助言が期待できるということを推薦理由としまして、そしてまた、福津市教育委員会委員の推薦、人選にあたっての基本的な考え方、これに基づきまして同氏が適任であるという判断に至ったことから、当該議会において同意を求めるものでございます。 説明は以上でございます。 ○議長(江上隆行) お諮りします。同意第5号については、会議規則第37条第3項の規定に基づき、委員会への付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ご異議なしと認めます。したがいまして、同意第5号については、委員会への付託を省略することに決定いたしました。 本案に対する質疑を受けます。質疑ございませんか。髙山議員。 ◆10番(髙山賢二) 10番、髙山でございます。 本市が抱える課題の一つに教育環境の早期整備というのがございますが、この課題解決に向けて一刻の猶予もないわけでございます。また、地方自治法に基づく行政委員会の委員でもございます。そのような中で、なぜ2カ月もの空白の時間が生じたのか、前任の教育委員の任期満了から2カ月が経過しております。その理由についてお尋ねをいたします。 ○議長(江上隆行) 水上教育部長。 ◎教育部長(水上和弘) 議員ご指摘の2カ月間の空白が生じたということでございます。まず、任期満了、先ほど申しました藤井前委員の任期が4月6日まででございました。そのために、教育委員会といたしましては、次期委員の推薦、選定につきましても事務を進めておりました。 その中で、原﨑市長との協議も進めておったんですが、その中で市長のほうから任命につきましては、新教育長が任命した後に推薦してほしいということで、新しい教育長とともに推薦を進めてほしいということでございますので、まず、そこのところで空白のほうが生じたものでございます。 以上でございます。
    ○議長(江上隆行) よろしいですか。他にございませんか。下山議員。 ◆9番(下山昭博) 9番、下山でございます。 新しい教育委員の選任にあたりまして、子どもさんが小学校か中学校かにおられることに該当すると。これまでの委員を選任される中で、女性の場合やはりPTAの本部役員ひいては母親代表をされて、中学校区で言えば、宗像市、福津市、10校中学校がございますが、それぞれの母親代表との意見交換とか、それぞれの学校の特色などを聞く。そういったところでの識見、視野の広さ、そういったものを持ち合わせて推薦をされていたような気がします。 今回は、そういうふうな部分では推薦理由は少し弱いんじゃないかなというふうに思っているのですが、新教育長が推薦を中心になってされたと思うんですが、もう一度、推薦に至った理由を説明していただければと思います。 ○議長(江上隆行) 大嶋教育長。 ◎教育長(大嶋正紹) 推薦についてお答えをいたします。 ご指摘のとおり、教育委員を選任するにあたりましては、本部役員等を中心に行われる場合が多いかと私も承知をいたしております。 今回につきましても、教育委員の推薦にあたりましても本部役員等の経験者などを中心に検討を行ったところでございます。その中で、これまで私が接した該当し得る保護者の中で、農﨑氏が学校や地域において貢献していただける、あるいは教育委員としてふさわしいというふうに判断をいたしましたので推薦をさせていただいたところでございます。 ○議長(江上隆行) 下山議員。 ◆9番(下山昭博) もう一点。推薦をする場合のいろんな情報を収集する、そういったところの中で、福間中校区の校長先生方のご意見等、どの程度お聞きになられたのかを伺いたいと思います。 ○議長(江上隆行) 大嶋教育長。 ◎教育長(大嶋正紹) 推薦にあたりましては、幅広くご意見をお伺いしながら選任していくことが望ましいと思っております。ただ、今回につきましては、早急に決めていきたいということもございましたし、その面から申しますと十分にご意見が聞けなかったところがあるかと思いますけれども、私としては、ふさわしい方を選任できたのではないかなというふうに考えておるところでございます。 ○議長(江上隆行) よろしいですか。他にございませんか。米山議員。 ◆17番(米山信) 下山議員の関連になるかも分かりませんが、従来、やはり現場に携わる小・中学校の校長先生の意見を聞いて選定されたというふうにお聞きしております。そうでない場合もあったかにお聞きしますが、やはり教育現場に精通した、それから、どういった人材であるかということは一番現場の小・中学校の校長先生が把握されていると思いますので、今後、新任の教育委員を選定される場合は、ぜひ現場の小・中学校の校長の意見を反映していただきたいと思いますが、いかがですか。 ○議長(江上隆行) 大嶋教育長。 ◎教育長(大嶋正紹) 今、米山議員ご指摘のとおりだと、私も考えております。今後、教育委員を選任していく場合には、十分に校長先生方のご意見を反映できるようにしてまいりたいと思います。 ○議長(江上隆行) よろしいですか。他にございませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ないようですので、質疑を終結します。 なお、本案は人事案件でございますので、討論は省略します。 これより採決を行います。同意第5号に賛成の議員の起立を求めます。            〔起  立〕 ○議長(江上隆行) 全員賛成であります。したがいまして、日程第13、同意第5号教育委員会委員の任命につき同意を求めることについては、同意することに決定いたしました。          ~~~~~~~~○~~~~~~~~ △日程第14同意第6号監査委員の選任につき同意を求めることについて ○議長(江上隆行) 次に、日程第14、同意第6号監査委員の選任につき同意を求めることについてを議題とします。 市長に提案理由の説明を求めます。原﨑市長。 ◎市長(原﨑智仁) 同意第6号監査委員の選任につき同意を求めることについての提案理由でございます。 平成29年6月28日から任期を有しております現在の監査委員である、灘谷和德氏が、令和3年6月27日をもって任期が満了しますが、同氏を引き続き適任者として選任したく、地方自治法第196条第1項の規定により議会の同意を求めるものでございます。 灘谷和德氏は、福岡市博多区美野島4丁目1番3の1201号在住で、生年月日は昭和25年7月29日生まれの満70歳でございます。 再任後の任期は、令和3年6月28日から令和7年6月27日までの4年間となります。 略歴等については、総務部長より説明いたします。参考資料等も添付しておりますが、九州大学経済学部経営学科卒業後、監査法人中央会計事務所に入所され、その後、株式会社黒川合同会計事務所の代表取締役を経られまして現在に至っておりますが、補足説明等、総務部長よりいたします。 ○議長(江上隆行) 本夛総務部長。 ◎総務部長(本夛研介) それでは、参考資料として略歴をつけております。 市長の説明とダブる部分があるかもしれませんけども、改めて説明をさせていただきます。 灘谷和德氏につきましては、昭和44年修猷館高校を卒業され、49年に九州大学経済学部経営学科を卒業されております。学歴としましては以上でございまして、職歴としまして、昭和49年4月に監査法人中央会計事務所に入所をなされまして、その後、幾つかの会計事務所を歴任されまして、平成13年12月以降、黒川合同会計事務所、ここの取締役就任、それから、現在に至っておるところでございます。 現在の状況としましては、黒川合同会計事務所の顧問をなされておりまして、それ以外にも数社、監査委員等の委員をなされておる状況でございます。 それ以外につきましても、講演会と金融機関、それから新聞社、その他の会社企業が主催となっております講演会やセミナーに講師として行かれておるというような状況で、非常に幅広く知識をお持ちでありまして、引き続き監査委員として指導もしていただきますし、厳しく見ていただきたいというところもございまして、引き続き、灘谷氏を選任いたしたいというところで、今回、同意を求めるものでございます。 以上であります。 ○議長(江上隆行) お諮りします。同意第6号については、会議規則第37条の第3項の規定に基づき、委員会への付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ご異議なしと認めます。したがいまして、同意第6号については、委員会への付託を省略することに決定いたしました。 本案に対する質疑を受けます。質疑ございませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ないようですので、質疑を終結します。 なお、本案は人事案件でありますので、討論は省略いたします。 これより採決を行います。同意第6号に賛成の議員の起立を求めます。            〔起  立〕 ○議長(江上隆行) 全員賛成であります。したがいまして、日程第14、同意第6号監査委員の選任につき同意を求めることについては、同意することに決定いたしました。          ~~~~~~~~○~~~~~~~~ △日程第15議案第22号令和3年度福津市一般会計補正予算(第1号)について △日程第16議案第23号令和3年度福津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について △日程第17議案第24号令和3年度福津市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)について ○議長(江上隆行) お諮りします。日程第15、議案第22号令和3年度福津市一般会計補正予算(第1号)についてから、日程第17、議案第24号令和3年度福津市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)についてまでの以上3議案を一括上程したいと思いますが、これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ご異議なしと認め、そのように決定いたしました。 一括上程した以上3議案について提案理由の説明を市長に求めます。原﨑市長。 ◎市長(原﨑智仁) それでは、まず、議案第22号令和3年度福津市一般会計補正予算(第1号)について提案理由をご説明いたします。 本年度は、予算編成時に市長選挙が行われましたことから、当初予算につきましては義務的経費を主とする骨格予算としており、今回の6月補正予算におきまして政策的経費の肉づけを行うことにより、実質の令和3年度予算となります。 このため、まず、今回までの補正予算を含めた令和3年度予算の全体像からご説明いたします。 新型コロナウイルス感染症の拡大による厳しい社会経済情勢であることを念頭に置きながら、福津市まちづくり基本構想を基本として必要な施策、事業の着実な推進と財政健全化による持続可能な行財政基盤の構築の両立を図るべく予算編成を行いました。 予算の概要につきましては、添付資料に記載しておりますが、令和3年度当初骨格予算から今回の6月補正予算までの一般会計の総額は、前年度に比べ8.2%増の270億978万8,000円となっております。 歳入につきまして、市税は、新型コロナウイルス感染症の影響などを見込み、前年度比1.3%の減を見込んでおります。 基金につきましては、まちづくり計画実施計画に基づく事業や教育施設の建設費などに充当するための特定目的基金を繰り入れ、財源不足補填調整のための財政調整基金を繰り入れることとしております。 地方交付税につきましては、算定に用いる国勢調査人口の置き換えなどを見込み、前年度比11%の増を見込んでおります。 また、市債におきましては、臨時財政対策債や福間中学校整備改修事業に係る学校教育既設等整備事業債が増額となったことなどにより、前年度比11.5%の増となっております。 歳出につきましては、農林水産業費において、強い農業担い手づくり総合支援事業の終了などにより前年度比73.6%減となっておりますが、総務費において、共働のふるさとづくり寄附金促進事業費やふるさとづくり寄附金積立金の増額などにより前年度比11.2%、民生費において、子育て世帯生活支援特別給付金事業の実施や障害児通所支援事業費の増額などにより前年度比1.4%、衛生費において、新型コロナワクチン接種事業の実施などにより前年度比26.5%、教育費において、福間中学校整備改修事業費の増額などにより前年度比51.8%とそれぞれ増額となっております。 新規事業としましては、総務費における地域資源活用促進事業、それから、中間支援機能構築事業、それから、行政経営システム構築事業、民生費におきまして産前・産後サポート事業、商工費では、キャッシュレス消費喚起事業、観光産業活性化推進事業、新たな魅力開発発信事業、また、教育費におきましては、新共同調理場整備事業、電子図書館導入事業などを計上しております。 また、投資的事業につきましては、橋梁長寿命化修繕事業、通学路安全対策事業、大規模公園改修事業、県営ため池整備負担金事業、小・中学校整備改修事業、津屋崎古墳群保存整備事業などを計上しております。 なお、主要事業の概要、別冊版ですが、こちらにおきまして一部誤りがあり、大変申し訳なく思っております。申し訳ございませんが、事業費等詳細につきましては、資料をご参照くださいますよう、お願い申し上げます。 続きまして、今回の6月補正予算に係るものについて予算書に沿ってご説明をいたします。 歳入の補正の主なものといたしまして、国庫支出金につきましては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金1億9,293万6,000円、それから、農業農村整備事業補助金3,618万円を新規に計上し、子育て世帯生活支援特別給付金事業費事務費補助金8,137万6,000円、そして、社会資本整備総合交付金5,294万6,000円、また、施設等保存整備費補助金1,319万6,000円を増額計上しております。 また、県支出金におきましては、サイクルツーリズム走行環境整備事業補助金2,240万円を新規に計上しております。 繰入金につきましては、森林環境の整備及び促進を行う事業に充当するため、森林環境整備基金繰入金639万6,000円、財源不足の補填調整のための財政調整基金繰入金6,000万円を新規に計上し、まちづくり計画実施計画に基づく事業に充当するためのまちづくり基金繰入金3億370万円を増額計上しております。 市債につきましては、道路ストック修繕更新事業に係る公共施設等適正管理推進事業債5,670万円を新規に計上し、通学路交通安全対策事業などに係る公共事業等債、こちら5,240万円、また、中学校照明設備改修事業に係る学校教育施設等整備事業債1,470万円を増額計上しております。 次に、歳出の主なものについて説明いたします。 歳出の総務費につきましては、行政経営システムの構築業務委託料314万6,000円、築40年を経過した鉄筋コンクリート造の公共施設の余寿命を調査するための構造体耐久性調査業務委託料、こちらを1,254万円、市民共働・公民連携の取り組みを促進する中間支援機構の基礎構築などを実施するための共働による未来創造支援業務委託料598万4,000円、市内の新しい生活様式に合わせて広域活動を行う非営利の市民団体に対して補助する市民団体感染症対策事業費補助金500万円、農水産品などの地域資源を活用し福津産品のブランド化に資する商品開発などを行うための地域資源活用ビジネスモデル構築業務委託料990万円を新規に計上しております。 民生費につきましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により閉じこもりがちになっておられる高齢者の方の見守りの役割を担う移動販売事業者に対して支援を行う移動販売支援補助金127万円、新型コロナウイルス感染症による影響が長期化する中、低所得のふたり親子育て世帯に対し生活の支援を行う子育て世帯生活支援特別給付金(その他世帯分)、この事業費8,137万6,000円を新規に計上しております。 衛生費につきましては、ふくとぴあ健康増進室の空調機更新などを行うための空調設備工事費1,236万9,000円を新規に計上し、新型コロナワクチンに関する業務に従事する会計年度任用職員の給料271万1,000円、ワクチン接種会場の設営、撤去を行うための会場設営委託料298万4,000円を増額計上しております。 農林水産業費につきましては、防災重点農業用ため池の耐震性と劣化状況を調査するための調査委託料3,618万円、ため池整備県営事業負担金2,000万円を新規に計上しております。 商工費につきましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による市内の消費冷え込み対策としてキャッシュレス消費喚起委託料4,397万円、新型コロナ終息後を見据え観光資源のプロモーションを行う福津市宣伝業務委託料550万円、津屋崎地区観光活性化事業計画策定委託料880万円を新規に計上しております。 土木費につきましては、道路施設の修繕・更新を行う道路ストック事業費6,300万8,000円、県が設定した広域サイクリングルートの走行環境整備を行うサイクルツーリズム走行環境整備工事費2,240万円、大規模公園施設改修工事費5,800万円を新規に計上し、道路新設改良事業費6,500万円、橋梁長寿命化修繕工事費2,900万円を増額計上しております。 消防費につきましては、手光地区に建て替えを予定している福津消防署について用地の追加購入などが必要となったことから、宗像地区事務組合消防費負担金423万1,000円を増額計上しております。 教育費につきましては、大規模4校に支援教員を配置するため、少人数教育事業費744万7,000円、神興東小学校の照明LED化工事や津屋崎小学校の屋上防水工事などを行うため、小学校校舎施設整備事業費8,305万8,000円、福間東中学校の照明LED化工事や福間東中学校と津屋崎中学校の空調設備更新などを行うため、中学校校舎施設整備事業費8,011万円、それから、電子図書館の開設に向けた整備を行うため、図書館事業費3,053万1,000円、また、新原・奴山30号墳の修復などを行うため、古墳公園建設事業費2,556万9,000円を増額計上しております。 債務負担行為の補正につきましては、今年度までの契約となっている宮司コミュティセンター、それから、まちおこしセンター、大規模公園の指定管理について次年度以降5年間の契約を行うための追加など、計8件を追加しております。 地方債の補正につきましては、今回の政策的経費の肉づけに伴い5件の追加、1件の変更を行います。 続きまして、議案第23号令和3年度福津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)についてご説明いたします。 令和3年度までの契約となっている運動指導委託料について、次年度以降3年間の契約を行うため債務負担行為の追加を行います。 続きまして、議案第24号令和3年度福津市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)についてご説明いたします。 令和3年度までの契約となっております運動指導委託料について、次年度以降3年間の契約を行うため、こちらも債務負担行為の追加を行います。 以上、ご説明いたしました補正予算につきまして、ご審議いただきますようよろしくお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(江上隆行) お諮りします。議案第22号から議案第24号までの以上3議案については、全議員をもって構成する予算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、詳細に審査したいと思いますが、これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ご異議なしと認めます。したがいまして、以上3議案は、全議員をもって構成する予算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決定いたしました。 お諮りします。ここで、予算審査特別委員会の委員長及び副委員長の選任を議長にご一任いただきたいと思いますが、これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ご異議なしと認め、委員長には、17番、米山信副議長、副委員長には、12番、蒲生守総務文教委員長を指名いたします。          ~~~~~~~~○~~~~~~~~ △日程第18議案第25号福津市手数料条例を改正することについて △日程第19議案第26号福津市子ども医療費の支給に関する条例を改正することについて ○議長(江上隆行) お諮りします。日程第18、議案第25号福津市手数料条例を改正することについて及び日程第19、議案第26号福津市子ども医療費の支給に関する条例を改正することについての以上2議案を一括上程したいと思いますが、これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ご異議なしと認め、そのように決定いたしました。 一括上程した以上2議案について、提案理由の説明を市長に求めます。原﨑市長。 ◎市長(原﨑智仁) 議案第25号福津市手数料条例を改正することについてより提案理由を申し上げます。 行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部が改正されたことに伴いまして、関連する福津市手数料条例について所要の改正を行うものでございます。 改正の内容としましては、マイナンバーカードの再交付手数料の徴収を地方公共団体に委託することが可能となり、手数料条例に基づき当該再交付手数料を徴収する必要がなくなったことにより項目を削除するものでございます。 続きまして、議案第26号福津市子ども医療費の支給に関する条例を改正することについての提案理由でございます。 令和3年4月1日に福岡県重度障がい者医療費の支給に関する条例及び福岡県子ども医療費の支給に関する条例が改正されたことに伴い、福津市の子ども医療費の支給に関する条例の一部を改正するものでございます。 改正内容は、福岡県の3医療費、子ども医療費、重度障がい者医療費、ひとり親家庭等医療費の3医療費の支給制度間の優先順位に基づくものでございます。 以上でございます。 ○議長(江上隆行) 以上2議案は、市民福祉委員会に付託いたしますので、大綱質疑を受けます。 まず、議案第25号について大綱質疑を受けます。質疑ございませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ないようですので、大綱質疑を終結します。 次に、議案第26号について大綱質疑を受けます。質疑ございませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ないようですので、大綱質疑を終結します。 日程第18、議案第25号及び日程第19、議案第26号の以上2議案は、市民福祉委員会へ付託いたします。          ~~~~~~~~○~~~~~~~~ △日程第20請願第1号"「年金の毎月支給」を求める「意見書」提出"に関する請願書 ○議長(江上隆行) 日程第20、請願第1号「年金の毎月支給」を求める「意見書」提出に関する請願書を議題とします。 紹介議員に説明を求めます。戸田進一議員、お願いいたします。戸田議員。 ◎14番(戸田進一) よろしくお願いします。 読み上げることによって提案と説明とさせていただきます。 "「年金の毎月支給」を求める「意見書」提出"に関する請願書。 紹介議員、福津市議会議員、戸田進一。 請願者住所、福津市中央4丁目10の14、氏名、牧忠孝、電話番号、●●●●●●●●●●。 "「年金の毎月支給」を求める「意見書」"提出に関する請願書。 請願趣旨。 低年金にあえぎ苦しい生活を余儀なくされている私ども高齢者にとって、コロナ禍は命の危険を覚える事態となっています。より一層の効果的な対策を政府や地元行政にお願いしてやみません。 このたび、後期高齢者の医療費の窓口負担が1割から2割にされ、年金200万円以上の者がその対象者になることとなりました。病院通いがますます増える75歳以上にとって医療費2倍化は死活的な問題です。政府には取り下げていただきたいと祈るばかりです。 さて、今回請願いたしましたのは、年金の毎月支給に関するものです。福津市議会の名において政府に意見書を提出していただくことを切望いたします。 ご承知のように、現行の年金給付は隔月ごとに経過した2カ月分が支給されます。生活者にとっては不便この上もありません。勤労者の場合、欧米では週給が普通ですが日本は月給制です。生活設計は1カ月単位が基本です。家賃や光熱費などは毎月支払いしなければなりません。年金生活者は年金が生活資本です。蓄えがある人であれば必要生活費の前払いもできるでしょう。しかし、大半の年金受給者、とりわけ低年金受給者にとって前々月と前月分の給付金で今月と来月の生活費まで賄わなければなりません。これはどう見ても不合理ではないでしょうか。 毎月支給については、既に何年も前から政令指定都市など地方自治体側からも政府に要請してきた経過があります。政府は、不実施の理由として「システム変更費用等に数億円を要する」ことを挙げてきましたが、163兆円以上の年金積立金があるのですから、全く理由にはなり得ません。 現役世代の給与同様、年金毎月支給をと求めるのは身勝手でしょうか。地域住民の生活と健康の擁護を使命となさっている議員各位には、私どもの願いにご理解いただけるものと固く信じております。地方議会は私ども住民にとって最も身近な最も頼りになるよりどころです。なにとぞよろしくお願い申し上げます。 請願項目。 政府に対し「年金の毎月支給」を求める「意見書」を提出すること。 以上、提案説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(江上隆行) 請願第1号については、市民福祉委員会に付託をいたしますので、大綱質疑を受けます。質疑ございませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ないようですので、大綱質疑を終結します。 戸田進一議員、自席へお戻りください。 請願第1号については、市民福祉委員会へ付託いたします。          ~~~~~~~~○~~~~~~~~ △日程第21議案第27号福津市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例を改正することについて ○議長(江上隆行) 日程第21、議案第27号福津市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例を改正することについてを議題といたします。 市長に提案理由の説明を求めます。原﨑市長。 ◎市長(原﨑智仁) 議案第27号福津市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例を改正することについて提案理由を申し上げます。 福間海岸地区における都市計画・地区計画の決定を福津市都市計画審議会で議決を受け、福岡県との協議も終了したことに伴いまして所要の改正を行うものでございます。 これは、福間海岸及び福間漁港を主たる観光資源とし、事業所等のさらなる活性化を促進するため、地区計画を指定する内容となっております。 以上でございます。 ○議長(江上隆行) 議案第27号は、建設環境委員会へ付託いたしますので、大綱質疑を受けます。質疑ございませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ないようですので、大綱質疑を終結します。 日程第21、議案第27号は、建設環境委員会へ付託いたします。          ~~~~~~~~○~~~~~~~~ △日程第22選挙管理委員の選挙 ○議長(江上隆行) 日程第22、選挙管理委員の選挙を議題とします。 お諮りします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定に基づき指名推選としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ご異議なしと認めます。したがいまして、選挙の方法は、指名推選で行うことに決定いたしました。 お諮りします。被指名人の指名方法については、議長が指名したいと思いますが、これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ご異議なしと認めます。したがいまして、被指名人の指名方法については、議長が指名することに決定をいたしました。 選挙管理委員には、お手元に配付をしております名簿のとおり、嶋田久美子さん、荒田修さん、花田徳茂さん、平島美代さんを指名いたします。 お諮りします。ただいま指名いたしました嶋田久美子さん、荒田修さん、花田徳茂さん、平島美代さんを当選人と定めることにご異議ございませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ご異議なしと認めます。したがいまして、ただいま指名いたしました、嶋田久美子さん、荒田修さん、花田徳茂さん、平島美代さんが選挙管理委員に当選されました。          ~~~~~~~~○~~~~~~~~ △日程第23選挙管理委員補充員の選挙 ○議長(江上隆行) 日程第23、選挙管理委員補充員の選挙を議題とします。 お諮りします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定に基づき指名推選としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ご異議なしと認めます。したがいまして、選挙の方法は、指名推選で行うことに決定いたしました。 お諮りします。被指名人の指名方法については、議長が指名したいと思いますが、これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ご異議なしと認めます。したがいまして、被指名人の指名方法については、議長が指名することに決定いたしました。 選挙管理委員補充員には、お手元に配付しております名簿のとおり、橋内京子さん、赤間正孝さん、井上美由紀さん、福田慶子さんを指名したします。 お諮りします。ただいま指名いたしました、橋内京子さん、赤間正孝さん、井上美由紀さん、福田慶子さんを当選人と定めることにご異議ございませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ご異議なしと認めます。したがいまして、ただいま指名いたしました、橋内京子さん、赤間正孝さん、井上美由紀さん、福田慶子さんが選挙管理員委員補充員に当選をされました。 次に、補充の順序についてお諮りいたします。補充の順序につきましては、ただいま議長が指名いたしました順序にしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ご異議なしと認めます。したがいまして、そのように決定いたしました。 本日予定しておりました議事日程は全て終了いたしましたので、本日はこれにて散会といたします。 お疲れさまでございました。          ~~~~~~~~○~~~~~~~~            散会 午後1時47分...